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広島市は16日、30代の男性が麻しん(はしか)に感染したと発表しました。男性は感染可能期間に複数の施設を訪れていて、広島市は注意を呼びかけています。

広島市によりますと、男性は、11日に倦怠感や熱感が出始め、翌12日に38℃の発熱がありました。その後、発疹や頭痛など症状もあり、15日に医療機関を受診しました。

臨床診断で麻しん(はしか)を疑った医療機関が同日、市に広島市に届け出。遺伝子検査の結果、麻しん(はしか)と確定したということです。男性に海外渡航歴はなく、ワクチン接種歴は不明ということです。

男性は、感染可能期間内の10、13、14日で、公共交通機関(主に広島電鉄6号線)の利用のほか、
▽10日午前11時15分~午後1時半、アルパーク北棟の映画館(広島市西区)
▽12日午前10時~午後3時、「ジアウトレット広島(フードコートの利用あり)」(広島市佐伯区)
▽12日午後3時半~午後5時半、「マージナル広島」(広島市佐伯区)
を利用していたということです。
(公共交通機関の利用時間などの詳細は広島市のホームページで確認してください)

広島市は「麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされていて、現時点でいずれの施設や公共交通機関を利用しても心配はない」としています。

一方で、非常に感染力が強いため、男性が利用した時間帯に当該施設などを利用した人は、その日から3週間は発熱などの風邪症状に注意し、発熱やせき、発疹など、麻しん(はしか)感染が疑われる症状が出た場合は、医療機関に連絡した上で受診するよう呼びかけています。

感染が疑われる症状や予防策は

◆感染が疑われる症状や予防策(広島市のHPより)
▽麻しんは、非常に感染力が強く、空気感染・飛沫感染・接触感染によって感染します。

▽感染すると多くの場合、約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、熱が2~3日続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
また、高熱が続き、肺炎や脳炎を併発する等、重症化する場合があります。

▽麻しんは感染力が強く、空気感染するため、手洗い、マスクのみで予防はできません。予防接種が最も有効な予防方法です。

▽予防接種法上の定期接種の対象者は早めに接種を受けてください。また、医療・教育関係者や海外渡航を計画している方も、麻しんの罹患歴や予防接種歴が明らかでない場合は、予防接種を検討してください。