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吉田幸noみみコミ | RCCラジオ | 2025/11/30/日 24:15-24:30
内容:第九ひろしま 森山良子さんに聞く!
出演者:第九ひろしま 第1部ゲスト:歌手:森山良子さん
開催が迫ってまいりました。
今年のトーシン住宅第九ひろしま2025合唱団員も今年は1300人を上回る参加となりまして、最後の仕上げ混声練習にも熱が入っているんだそうですよ。
そして、毎年注目のゲスト、今年は歌手の森山良子さんをお迎えすることになっています。今日はその森山良子さんと電話で繋がっています。第九に向けた意気込みなどを伺っていきます。森山さんどうぞよろしくお願いいたします。
森山良子ですよろしくお願いします。

いよいよ来月に迫りまして気持ちも高まっていらっしゃる頃ではないでしょうか?
はい。そうですね、もう自分のツアーが終わったばかりなので。さあ、次がと思って楽しみにしてます。
ありがとうございます。森山良子さんについて簡単なプロフィールをご紹介させていただきます。
1967年、「この広い野原いっぱい」でデビューされました。その後、ミリオンセラーとなった「禁じられた恋」を始め、「涙そうそう」「サトウキビ畑」「あなたが好きで」など、数々のヒット曲を生み出してらっしゃいます。
透明感のある歌声と歌唱力で、名実ともに日本のトップシンガーでいらっしゃいます。森山さんが私達の中ではもうシンガーソングライターという印象あるんですけれども、「この広い野原いっぱい」でデビューなされました。そのきっかけはどんなことだったんですか。
私は小さいときからずっとジャズ歌手になりたいって思っていたんですね。でも、学校の先輩である、あの黒澤監督のご子息から、森山やれって言われて…
それで、ずっと前からバンドを組んでいたんですね。俺たちと音楽やろうぜって言われて、もう次の日からずっと、黒澤家に入り浸りながら、彼らが演奏してくれて、いろんな曲ですとか、歌っていたんです。
もてたんでしょうね学校の中でも。
いやいやいや、それで何か、ラジオからお誘いを受けて、そこも別の仲間がいたんですけれども、リスナーの方たちから募って、我々がメロディをつけるという。そういう
ことがまあまああったんですね。
私はもう終わったら、ジャズができると思ってますから、歌を作ろうなんて思ったこともありませんし、作れるとも思ってなかったんですけれども、どうしても今日はもう
ノルマだから絶対作らなきゃ駄目だ!て言われて…。
もう本当に途方に暮れたんですけれども、放送局のあの、空いているスタジオをぶらぶらしていたら、そこに画材屋さんの大きなスケッチブックがあったんです。それを何となくどうしようかなと思って見てましたら、「この広い野原いっぱい」っていう歌詞が書いてあったんです。
それでもうその日の録音だけ進めばいいと思って。「この広い野原いっぱい」って 読んだら、そのままメロディーになるような、とても作りやすい歌でもありましたので、
そこでオンエアした曲に、リスナーの皆様からすごくたくさんリクエストが来まして、どうしよう困った困ったなんていうふうに思ってたんですけども。
そのラジオの番組ではよく歌ったり、かけたりはしていたんですけれども、それが終わってから、みんな学校を卒業して就職したり、私はもう終わったら歌手になるって決めてたもんですから。
ところが、いろいろなレコード会社の方たちが、「この広い野原いっぱい」という曲でデビューしてくださいっていうオファーがすごくたくさんあったんですね。だから私は違うんです。あれはたまたまなんで、私はジャズで…と、いくら言っても、これも歌ってジャズも歌えばいいじゃないですかっていうことになって。なかなか私の気持ちとしてはもう、パキッと終えてジャズに行くよ。と言いたかったのですけれども、それが全く時代的に、広告が全盛の頃でしたので聞き入れてもらえない。意見が通らずでも、プロになりたいとは思ってましたので、一つの足がかりとしていいのかも…というふうにディレクターさんに説得されて。それでいつかきっとジャズも歌わせてあげるからって言われて、はや50何年って感じです。
でもそうやって綺麗な透明感のある歌声ですとか、皆さんが魅了されたんじゃないかなって、私もその1人ですけれども、そんな感じがします。
お話の中にも出てきたラジオ番組の、そのパーソナリティ、森山さんご自身もずっと続けてらっしゃって、パーソナリティと歌を歌うことって違うんじゃないのかなと思うんですがいかがですか。
全然違うんですけれども、でもやっぱり、その時その時の、原稿を読む場合もありますけれども、気持ちをリスナーの方たちと繋いでいくっていう想いっていうのは、コンサートで歌を歌ってるときと変わらないのかなと思いますね。聞いてくださってるリスナーの皆さんのご息づかいとかそういうものを感じながら、私自身も喋りを進めていくっていう意味では意外とコンサートと近いかもしれませんね。
*今回そのコンサートといいますと、第九ひろしまは41回目を迎えることになります。ゲストとしてご出演いただくんですけれども、広島の印象をどんなふうにお感じですか。
そうですね広島はですね、割とコンサートもありますし、帰りに、お好み村に行ったりしますし。なんかあの距離は長いですけれども、割と親しみを持っているところですね。食べ物は美味しいですし。街で何か若い男子に話しかけられたこともあったりして、いろんな思い出が…。
広島といいますと、今年被爆80年の節目の年を迎えていまして、森山さんご自身も「サトウキビ畑」ですとか「愛する人に歌わせないで」など、歌で思いを伝えてらっしゃると思うんですが。
そういう曲を歌うときは、本当に皆さんと一緒の心で平和を願って、反戦をの心を、みんなで分かち合うって言いましょうか、そんな気持ちにいつもなりますね。
今回もそうなるんじゃないかなという期待が‥すごく私も高まります。

今回「第九ひろしま」ではコーラスなどで合唱団員の皆さんとの共演もあると伺っています。いろいろな曲がありますので準備してくださってるんですね。
はい。「家族写真」という曲があるんですけれども、その曲を皆さんと一緒に歌わせていただこうかと思います。
合唱団の皆さんも本当に楽しみにしてらっしゃるんじゃないかと思うんですが。
ありがとうございます。
歌うときのアドバイスをいただけたらなと思います。
アドバイスですか。いやもう本当にお腹の底の方から声を出して、みんなで一緒にハモりながら響かせて、私もコーラスの経験はあまりありませんので、でも、1人1人が心を寄せ合いながら合わせていくっていうことは大事かなと思いますので、精一杯元気を出して精力的に歌っていただきたいと思います。
ありがとうございます。合唱団員の皆さんもそうですけど、観客の皆さんも来られてますので森山さんのご自身の「第九ひろしま」に向けた意気込みをお聞かせいただけたらと思います。
そうですね。とてもこの大きな舞台で歌う歌ですので、私も精一杯の心を発揮して、いろんなことを思いながら歌わせていただきたいと思います。
ありがとうございます。最後に、ラジオ聴きのファンの皆様へメッセージをお願いしたいです。
「第九ひろしま」に限らず広島のコンサートにもたくさんのファンの方来てくださってありがとうございます。また今年、広島に行けるというのはとっても嬉しいことです。ぜひぜひ皆様とお会いしてまた一緒にみんなで盛り上げていきましょう。
よろしくお願いします。ありがとうございます。
今日はトーシン住宅 第九ひろしま2025にゲスト出演される歌手の森山良子さんにお話を伺いました。森山さんありがとうございました。
ありがとうございました。
●トーシン住宅第九ひろしま2025
●日時:12月14日(日)午後3時開演
●会場:広島サンプラザホール
●指揮:垣内悠希
●ゲスト:森山良子
●管弦楽:広島交響楽団
●合唱:第九ひろしま2025合唱団
【演奏予定曲】
第1部:フルオーケストラと森山良子の共演「涙そうそう」「さとうきび畑」他
第2部:ベートーヴェン交響曲第九番「合唱」全楽章
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