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「本当に厳しい状況」カキの大量死で鈴木農林水産大臣が現地を視察 養殖業者から「水揚げした8~9割が死んでいる」との報告も

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カキの生産量全国1位を誇る広島県で、養殖されているカキが大量死している問題を受け、農林水産省の鈴木憲和大臣が19日、現地を視察しています。

鈴木大臣が訪れたのは、東広島市安芸津町にある作業場です。視察は、冒頭のみ報道陣に公開されました。

カキの水揚げは、10月から始まりましたが、東広島市や呉市などの養殖業者から「8割から9割がへい死している」との連絡が相次ぎ、広島県が調査を進めています。

現地を訪れた鈴木大臣は被害状況を確認し、養殖関係者と意見交換しました。

農林水産省 鈴木憲和大臣
「本当にほとんどのものが、『へい死』しているという状況。現場で確認させていただくと、本当に厳しい状況だということは、よく理解させていただいた」

広島県によりますと、大量死の要因として、高水温と高塩分の環境に同時にさらされた結果、かきが生理障害を引き起こしたと推定されるということです。

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