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「借金の返済でお金が必要だった」窃盗罪で起訴の警察官(31)を県警が懲戒免職 警察署の分庁舎で業務中に計10人から現金を盗んだか 広島

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警察署の分庁舎に免許更新で訪れた女性から、1万円を盗んだなどとして、逮捕・起訴されていた警察官を県警は7日、懲戒免職としました。

懲戒免職となったのは、巡査長の男(31)です。県警の発表などによりますと、男は3月から7月ごろまでの間、竹原警察署の大崎上島分庁舎で、免許更新で訪れた女性から現金1万円を盗んだほか、そのほか9人から現金を盗んだ疑いが持たれています。

男はいずれも容疑を認めているということです。盗んだ現金は合わせて25万5千円にのぼるとみられ、生活費やクレジットカードの支払いなどに充てられていたということです。

県警からの聞き取りに対して、男は「借金の返済でお金が必要だった」と話しているということです。県警の則宗啓司首席監察官は、「警察職員としてあるまじき行為であり、改めまして被害者及び県民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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