
JAグループ広島とRCC 中国放送 がタッグを組んで、広島の「食卓」と「農業」の今と未来を伝える YouTubeチャンネル 「広島 農のチカラと未来の食のカタチ」 。
RCCラジオ 「本名正憲のおはようラジオ」 パーソナリティ 本名正憲さん と、NPO法人ひろしまジン大学 代表理事 平尾順平さん 、RCC楠本麗奈アナウンサー が、広島の農業の今を熱く語り合う 「本名×平尾の広島農業談義」 の3回目をお届け。

番組内では、「日本農業新聞」からクイズを出題するなど、積極的に農業トークを展開している本名さん。
—作り手さんの喜びや苦労が伝わるようにしたい。顔が見えるものにしたいですね。

平尾さんが代表理事を務める「ひろしまジン大学」では、広島県全体を “キャンパス” に活動。県内各地で活動する中で、農家の方との接点も多いということで、農業の今について 伺ってみました。
—まさに今、お米の価格、生産のことが問題になっている。
お米の価格が上がって、もちろん農家さんの収入としても上がるんですが、農家さんに話を聞くと「全然、こんなんでも立ちゆかないよ」と。

いかに僕たちが、都市の住民として負荷をかけてしまっているんだな、僕たちの便利の裏で、すごく大変な中 作ってもらってるんだなということを知ることができる。
知ってすぐ何かができるわけではないけど、改めて1杯のお米の価値を考えさせられる。

楠本アナも、ロケで農家さんをまわる中で、農業の理想だけでなく現実も目の当たりにしながら、日々勉強中🧐

これだけ都市化していても、農業と関係ない社会はありえないですよね。
特に日本では、過疎化や高齢化が進んで行く中で、その関係性の重要度は増しています。
そこで、本名さんと平尾さんに、最近気になったことを聞きました。

ー 9月10日の地元「中国新聞」1面に、農林水産省の統計で 「10年後に担い手がいなくなるであろう農地」 の都道府県別の割合が発表され、広島県は6割以上と かなり上位に入っていた。
このニュースをみて、10年後の広島の農業はどうなるのかなと、すごい心配になった。

一方で、人が減るというのなら、テクノロジー等によって どうやって人をカバーしていけばいいのか。農業を守るための技術革新に絞っていけたらおもしろい。

― 農業だけでなく、あらゆる分野で「人が少なくなっていく」ということは避けられない、憂いても仕方ないこと。

人が少なくなった部分を補うのは技術しかない という中で、広島ではどの技術の部分を特に頑張っていくかを考えると、農業は非常に重要な分野だと思う。

― 広島県の特性であり弱点でもある「狭い急斜面、中山間地が多い」というところで、その土地土地に応じたものを開発しなければいけない。
その反面、なくなったものは よその県や他の国から買ってくればいいといった冷めた見方もあるけど、前回のYouTubeでも話したように、それが揺らいできている。
まさに今こそ、どうするべきか みんなで考えなくてはいけないことなのでは。

安芸高田市で農業をやっている友人と話したという平尾さん。
ー安芸高田にフィリピンから移住して農業をやっている人がいて、たくさんある休耕田を見て「これ、どうなってるの❓」と。
こんなに米や畑を作れる場所があるのに、何やってんの❗❓
“宝の持ち腐れ” そのもの❗日本人はどういう感覚なんだ❗何でやらないんだ❗と、詰め寄られたのだそう。

僕たちが、ある意味“お荷物” かのように思っている休耕田を、もっと資源として見ていくためにはどうすればいいかという発想の転換も必要。

農家の方の中には「大変だから、自分の子どもは継がなくてもいい」という意見も多い。

― 「大変だから…」というのは、正直じゃないと思っていて。稼げるならば、十分 次の世代、お子さんにも継がせられる。
今は、“食えない” とみなさん思っていて、リアルにそういう部分が強いので、だからこそ継がないということ。

農業をやってる方って、勘がスゴイ👍🏻
田植えの作業をしていたら、おじいちゃんが「これ雨来るで」って。スマホで雨雲レーダー見てもないけど…と思っていたら、10分後に来たんですよ、大雨が☔😲
自然と近いところにいるからこその強みはあるし、みなさん誇りに思っていらっしゃる。
食えないから息子たちに継がせられないんだという思いが強いのだから、そこを打破して、付加価値で高く売って、ちゃんと利益が出るしくみを作っていけば、まだ可能性はある。

― *最低賃金が上がっていく中で、農家さんって置き去りにされている気がする。
今回の“令和の米騒動” で、農家の方の稼ぎを考えなきゃいけないなとリアルに思った。
消費者の立場としては、安いにこしたことはないけど、それってフェアトレード(公正な取引)なのかなと思って。。

よく「フェアトレードコーヒー☕」とか、日本と海外ではよく聞くけど、広島県内でフェアトレードって できているんだろうか❓と突き付けられた。
ちゃんと成り立っている、循環可能なものであれば、若い人に引き継ぐことができるのではないだろうか。

次回は、 「令和の米騒動・前編」 について語り合います。お楽しみに。
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