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212回目も
向洋こどもクリニック 梶梅輝之先生に
お越しいただきました。
この季節は、春から保育園や幼稚園に行き始めたばかり子どもが、
いろいろな感染症への感染を繰り返したり、何度もぶり返したりすることが多いそうで
『保育園症候群』と呼ばれることもあります。
その原因として、
子どもは体の機能がまだまだ未熟で
抵抗力も弱く、集団で生活する環境の変化で
次々と感染してしまうことがあるからだそうです。
ただ、入園から6カ月たつと、
抗体もできてきて、徐々に感染症にかかりにくくなっていくと言われています。

病気だったらお薬を飲んで早くを治したいと
思う方も多いでしょうが、
ウイルス感染は薬では治りません。
対処療法として
咳で困っているのであれば咳を鎮める
熱が出ているなら解熱剤で少し楽にしてあげる
…などがあります。
喘息のような場合は気管支を広げるお薬を出します。
ただ薬は症状を抑えるもので、
感染症は、
「とにかく安静にして栄養をとって過ごしていただく」ことが大事です。
大人なら軽症で済む感染症でも
子どもの場合は症状が長引いて
中耳炎や肺炎を合併する場合も。
接種可能な予防接種は早めに受けておきましょう。

仕事や急な用事で保護者の方がそばにいられない場合、
病気の子どもさんをお預かりする『病児保育』の施設もあります。
向洋クリニックにも病児保育室施設『ダンボ』があり、
保育園に入ったばかりで感染を繰り返して何度も来ていた子が、
免疫がついてだんだん来なくなるということがあります。
「寂しいけど、嬉しいですね」と梶梅先生。

赤ちゃんの頃から来ていた患者さんが
自分の子どもを連れてきてくれることもあるんだとか。
こどもの成長を一緒に応援できる、
頼りにされる小児科医であり続けたいとのこと。
本当に心強い味方ですね。
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