8日未明、広島市南区で男性が車にはねられ、死亡する事故がありました。警察は、ひき逃げ事件として捜査しています。

事故があったのは、広島市南区比治山本町の国道2号です。警察によりますと午前1時半ごろ、大型トラックの運転手から「中央分離帯から人が飛び出してきた」という通報がありました。その後、「人が倒れている」という複数の通報が寄せられたということです。警察が現場に駆け付けたところ、中央分離帯のそばの車線で男性が倒れているのを発見。男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

男性は、歩行者の横断が禁止された場所に倒れていたということです。最初に通報した運転手の大型トラックには人と衝突した痕跡などはありませんでした。警察は、死亡ひき逃げ事件とみて、現場を通過したほかの車の運転手から任意で事情を聞くなどして捜査しています。