春の話題です。本場のコンテストで世界一位を獲得した「オリーブオイル」の製造・加工会社に、4月1日、新入社員が入社しました。人口流出が深刻な広島県にとってはうれしい、県外からの転入者の姿もありました。
「皆さん、入社おめでとうございます。明日からひとつよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
3人の新入社員が入社したのは、広島県江田島市を中心にオリーブの栽培や加工、レストランを運営する山本倶楽部です。
山本倶楽部は、17年前からオリーブの栽培を始め、自社でオリーブオイルを生産しています。
2019年には、日本のオリーブオイルでは初めて、世界1位のオリーブオイルに輝きました。
今年の新入社員3人は、いずれも農業未経験。採用は、新卒やIターンにUターン。年齢も、18才から27才と様々です。
まだ初々しさが残るのは、地元の高校を卒業したばかりの岡下風翔さん。社会人として新たな一歩を踏み出します。
新入社員 岡下風翔さん
「未経験な事が多いですが、日々経験を積んで、オリーブ作りに貢献していきたいです」
第一次産業の人手不足が続く中、農業を目指す新入社員を迎えた濱田章裕社長は。
山本倶楽部 濱田章裕社長
「僕自身が驚いています。3人とも農業の未経験者なんですけど、新規で飛び込む姿が素晴らしい。ほんとにうれしく思います」
中には、県外から江田島での就職を決めた新入社員の姿もありました。
東京からIターンしてきた新入社員 山下紘叶さん
「昔から第一次産業に興味がありまして、オリーブが好きということもあって、地元を盛り上げる精神が感じられてとても素晴らしいと思いましたので、入社することに決めました」
東京からUターンしてきた新入社員 山下倫太朗さん
「食と農業に興味があって、弊社は、荒れた土地とかを再生して一から産業を興していくところに魅力を感じたので、この業界に貢献したいなと思いました」
新入社員たちは、これからおよそ1ヶ月の研修を経て各部署に配属されます。
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