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SNSの世界では“最も有名な気象庁職員” 雲研究者・荒木健太郎さんが語る “雲や空との付き合い方 Xフォロワー数は35万人以上 映画「天気の子」監修やドラマ「ブルーモーメント」のモデル “相手を知って防災につなげて” 

SNSの世界では「気象庁で最も有名な職員」といっても過言ではないかもしれません。気象庁気象研究所で雲の解明に取り組む研究者の講演が広島でありました。「空や雲の気持ちを知ることで防災につなげてほしい」と話しました。

22日、広島市中区の広島国際会議場であった後援会。広島工業大学が開いた「気象と生活」をテーマにしたもので、気象の研究者や全国でもおなじみの気象キャスターなどが参加しました。

TBS「ひるおび」でおなじみ 森朗気象予報士
「(雨か雪かという予報が出ると)テレビでは雨か雪かってどっちなんだって突っ込まれて、雨か雪か決めてくれとかね、無茶振りされることもあるんですけど…」

講演者の一人、気象庁気象研究所の荒木健太郎さんです。豪雨や大雪などをもたらす雲の解明に取り組む雲研究者です。

気象庁気象研究所 荒木健太郎主任研究官
「彩雲っていうのは、時には大規模な虹色が見られることがあって、ぜひ探してもらいたいんですが、探すのにはコツがあります。」

普段から、荒木さんは、空や雲などの気象現象を中心にXやインスタグラムなどをはじめとしたSNSを活用して情報を発信しています。Xのフォロワー数は35万人以上…。SNSの世界では“最も有名な気象庁職員”といっても過言ではありません。

最近では、気象や防災について執筆した書籍がベストセラーとなっているほか、映画「天気の子」の監修や、気象災害を扱ったドラマ「ブルーモーメント」のモデルになるなど、研究の分野以外でも活躍しています。その活動の根底にあるのが「防災」につなげたい思いです。

気象庁気象研究所 荒木健太郎主任研究官
「こんな感じの“こぶ状”の雲、乳房雲(ちぶさぐも)といいますが、積乱雲の進む方向に現われるので、自分の方へ積乱雲が来る可能性がある」

荒木さんに空や雲との付き合い方を尋ねました。

気象庁気象研究所 荒木健太郎主任研究官
「(空や雲を知ることで)日々の空や雲を楽しむことができるし、天気の変化もわかるようになることもある。人と同じかなと思っていて、相手のことを知って、良いところ・良くないところを両方知って、自分なりの距離感を見つけるのがうまい付き合い方かな。」

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