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「元気をもらいました!」「あ、こんなおばあちゃんもいるんだ。なりたい」 映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」が5劇場で初公開 満席の回も 広島 

100歳を超えても尾道市内で一人暮らしを続ける女性、石井哲代さんのドキュメンタリー映画が広島県内5館で公開され、大勢の人で賑わいました。

広島市の八丁座には、オープン前から、行列ができるほどでした。
観に来た人は・・・

「有名な方じゃないですか。絶対映画館で観たいと思って。すごく前向きですよね」
「いつも中国新聞見てて楽しく拝見してるので、元気をいただきにきました」
「地元が尾道なんですけど、どんな暮らしされてるのかが気になって」

新聞や書籍で哲代さんを知る人達の期待もあり、初日2回の上映はいずれも満席でした。

八丁座 蔵本健太郎支配人
「嬉しいのが、久しぶりに映画館に行きます、ということで、たくさんのお問い合わせを頂いておりまして。この映画をきっかけに映画館に、久しぶりに街へ出て行こうと」

映画は、主人公・石井哲代さんの101歳から104歳までの暮らしの記録です。哲代さんのユーモアに度々会場が笑いに包まれました。

終演後は、山本監督ら制作スタッフの舞台挨拶も。

山本和宏監督
「一人暮らしを撮りながらも、誰かとの関係性を撮っているような映画です。やっぱり、一人で100年というのは辛いので。そういうものを持って帰ってもらえればなぁと思います」

観た人は・・・
「あ~もうねぇ!哲代さんに元気をもらいました!今いるのは、みなさん周りの方々のおかげだな、と改めて痛感致しました」
「やっぱり長生きの秘訣はユーモアです」
「日常を切り取ってるだけなのに、なんか惹きつけられる。哲学みたいなのも、ほわっとした哲学みたいなのがあってすごく良かったです」
「哲代さんみたいな先生に出会ってみたかったです!」
「なんか私の中でおばあちゃんとかおじいちゃんって、すごい自分勝手で、自分の生きることにせいいっぱいな方が多いイメージだったんですけど、あ!こんなおばあちゃんもいるんだ、って。こんなおばあちゃんになりたいってすごく思いました」

満席がでる劇場もあり、予約ができるところは予約がオススメです。また、八丁座、シネマ尾道、福山駅前シネマモード、呉ポポロシアターでは、今のところ、少なくとも2月27日までは上映予定ですので、焦らずにお出かけ下さい。

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