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「真っ黒い煙が山に上がっているのが見えた」国道2号バイパスのトンネル火災 けが人は2人に修正 25人が体調不良 広島 東広島・安芸バイパス

東広島市にある国道2号のトンネルで23日朝、乗用車が燃える火事がありました。この火事で25人が煙を吸って体調不良などを訴え、このうち2人が気道をやけどするなどのけがをしました。

火事があったのは東広島市八本松町にある、国道2号 東広島・安芸バイパスの大山トンネルです。

消防によりますと、午前9時50分ごろ「車から炎が上がり、煙が充満している」と通報がありました。

付近の住民
「焚き火とか“とんど”とか燃える感じではなく、真っ黒い煙が山に上がっているのが見えた。初めてなのでびっくりした」

火はおよそ1時間後で消し止められましたが、車は全焼。窓ガラスやバンパー、シートなどが完全に焼け落ち、原形をとどめないかたちとなりました。

警察と消防によりますと、トンネル内で煙を吸うなどして、20数人が体調不良などを訴えました。このうち全焼した車を運転していた52歳の女性は、気道をやけどする軽傷を負って、広島市内の病院に搬送されました。また別の車に乗っていた50代の男性はのどの痛みを訴え、東広島市内の病院に搬送され、中等症の見込みだということです。(警察と消防は当初ケガ人が24人程度いると発表していましたが、2人に修正されました)

全焼した車の女性は、「走っていたら後ろから煙が出ていることに気がついた。前からも煙が出てきたので車を停めたら炎が上がった。車から逃げながら110番通報した」と説明しているということで、警察が出火原因などを詳しく調べています。

この火事の影響で東広島・安芸バイパスの一部の区間が通行止めとなりましたが、23日午後5時に解除されました。

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