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”平和の池””噴水”が凍った 広島も氷点下の朝 凍結リスク高い幹線道路の坂道に「凍結防止剤の自動散布装置」 路面凍結対策の効果は

10日朝の県内はこの冬一番の厳しい冷え込みになりました。沿岸部含む県内全ての観測点で氷点下を記録しました。

梅川千輝記者(気象予報士)
「午前7時すぎの平和公園です。手元の温度計ではマイナス2℃を下回っています。”平和の池”の水も凍っています」

広島市中区の10日朝の最低気温はマイナス2.4℃を観測しました。

通勤中の男性
「寒い。凍てつくような感じ。久々にこんな寒々したものを見た」

一方、福山市でもマイナス4.7℃を観測し厳しい冷え込みとなりました。

斉藤亘カメラマン(福山放送局)
「氷に触ってみます。分厚くなさそう。ちょっと押してみます」

10日朝は北部や南部の内陸で広くマイナス5℃を下回るなど、県内に19ある観測点の全てで氷点下を記録しました。

広島市安佐南区大塚西は道路が雪に覆われました。

バス通勤の女性
「寒い。いつもは車出勤だが、こうなったらやめておこうと思った」

自動車販売店スタッフ
「お客様が滑らないように雪かきをしている。今シーズン雪かきは初めて。昨夜はこの状態ではなかったので、夜中の間にこうなった」

広島市は交通量が多く、凍結リスクが高いこの場所に24年12月から「ある装置」を稼働させています。

梅川千輝記者(気象予報士)
「坂道の脇に設置してあるのは凍結防止剤を自動でまく装置です。気温が0℃以下になると車道に向かって凍結防止剤が自動でまかれます」

液体の凍結防止剤は車などが通過する際にタイヤに付いて広がり、効果は数百メートル先まで続くということです。

10日は大きな事故や渋滞が発生するほどの積雪はありませんでしたが、広島市は「今後も効果を検証していく」としています。

寒さのピークは過ぎて、週末にかけて日中の寒さは緩みますが、朝晩は冷え込む見込みです。

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