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広島駅・広島城三の丸・県庁前旧駐車場カフェ・新商工会議所複合ビル 2025年大きく変わる広島まちづくり まとめ

2024年広島の街づくりでは、サッカースタジアムができたというのは大きな出来事でした。そして2025年の今年も広島のまちが大きく変わります。

【広島駅】
小林康秀キャスター
「広島駅です。仮囲いに覆われていた外観は取り払われまして、よく見えるようになりました。2階のテラスで、工事作業員が働いていますが、完成後は多くの利用者が通りますね。そして1階部分もよく見えるようになりました。タクシープールになります。後は広島電鉄が乗り入れるところですね。どんな風に変わるんでしょうか」

3月24日のオープンを目指して、新しい広島駅ビル「ミナモア」の工事は、最終段階にさしかかっています。遠く広島湾も見下ろせるホテルグランヴィア広島サウスゲートの客室や、屋上から周囲を見下ろす大きな階段も、公開されました。

小林キャスター「大階段をつくった建築家の吉田さんにお気に入りの場所は、上から3段目。この場所から座って見ると、駅前大橋を渡って広島駅に来る広島電鉄の路線を真上からよく見ることができます」

およそ200店のテナントが入る商業施設部分は、内装工事が急ピッチで進められています。同時に工事が加速する広島電鉄の路面電車の乗り入れについては、別の記事で詳しくお伝えします。

広島城三の丸には、商業施設がオープン予定

【広島城三の丸】
小林キャスター
「すでに建設が終わっていますね。木で作られたたたずまいの平屋の建物には、カフェなどの店舗が入ることになっています」

3月末にオープンする、広島城三の丸の商業施設。こちらもほぼ外装工事は終わり、内装工事がおこなわれます。広島を代表するお好み焼き店「薬研堀八昌」の味を受け継ぐ「三の丸八昌」や、広島ゆかりの武家茶道上田宗箇流が監修した「SOKOCAFE」など飲食店が3店舗。物販と弓の体験施設も出店します。67台収容の駐車場も整備されます。

小林キャスター
「この場所には今後広島城の歴史館、そしてこちらには広い神楽の舞台が設置される予定です」

エディオンピースウイング広島とペデストリアンデッキでつながっているこの場所は、2027年3月を目指して全てが完成する予定です。

基町周辺の再開発も本格的に動き出す

【広島県庁】
三の丸から歩いて5分ほど。県庁前にも低層の建物が建設中です。

小林キャスター
「県庁の森に溶け込むような木造の建物がほぼ出来上がっていますね。ここにはカフェやレストランが入るということです。そしてそのすぐ南側には、県庁を東西に貫く小道も作られようとしていて、人の流れが変わるのでしょうか?」

第1駐車場があった敷地の建物は木造平屋建てで、県庁舎と調和するデザインを採用。この中にカフェやレストランなどが誘致されます。テイクアウトした飲み物などを芝生で楽しんだり、バスの待ち時間を過ごしたりできるのです。計画では芝生の広場に通り抜けできる道を4つ設け、回遊性を高めます。この春の開業予定です。

【そごう新館跡】
小林キャスター「その向かい側にある、基町クレド。かつてそごう新館があった場所ですが、まだ後に何が入るか、具体的には発表ありません。2025年度以降に順次開業予定だということなので、新しい発表を待ちたいと思います」

【基町駐車場跡】
そしてことし本格的に工事が動き始めるのは、旧基町駐車場周辺の再開発です。31階建ての高層ビルなど3棟が建ちます。相生通りに面した建物には、広島商工会議所が移転するほか、高層階にはラグジュアリーホテルも計画されています。

小林キャスター「高い重機が入っていて工事が着々と進んでいますが……ここをご覧ください。道路の上に屋根が作られています。この道路の上にビルが作られるのです」

道路の機能を残しながら、その上にビルを作るのは広島市では初めてのことになります。高層棟は2027年度に完成の予定です。

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