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コンブの漁獲量は過去最低、イカは不漁で価格高騰・・・ 300年以上続く新年初市にも温暖化の影響か 広島・尾道

尾道市では、江戸時代から続く新年初市がありました。

尾道で行われた新年恒例の初市では、広島産のチリメンや瀬戸内海産のイリコをはじめ、北海道産のコンブやベトナム産のエイヒレなど、国内外から集めた35品およそ18トンが並べられました。

江戸時代から尾道で続くこの初市で、その年の全国の海産物の相場が決まると言われています。

「コンブ」は、地球温暖化の影響で海水温が上昇したため、過去最低の漁獲量となりました。また「イカ」は、国内外とも不漁で品不足となり価格が高騰しています。

尾道浜問屋協同組合 福島光宏理事長
「組合員の底力で、なかなか獲れない物を集めて、皆さんに供給していくということを尾道浜問屋は進めていく」

ことしも全体的に高値となり、取引高はおよそ4800万円でした。

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