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「瀬戸内を代表する駅ビルになる」来年3月開業予定の新広島駅ビル 新名所「大階段」や地上80メートルからの眺望を公開

新しい広島駅ビルの開業まで14日であと100日になりました。広島駅にはカウントダウンボードが設置され、屋上に整備されている大きな階段などが公開されました。

新しい広島駅ビルの開業は、来年3月24日です。除幕されたカウントダウンボードは、多くの人が行き交う自由通路に設置されました。

開業まで100日前となる14日に設置されたカウントダウンボード

JR西日本広島支社 広岡研二支社長
「多くの人たちが海外からいらっしゃいますけど、本当に世界に誇れるような、中四国、瀬戸内を代表する駅ビルになると思います」

駅ビルには商業施設や高層ホテルなどが入ります。着工から4年近くになり、9割ほどが完成しているということです。

幅最大17メートルの「大階段」 建築家のおすすめは上から3段目

小林康秀キャスター
「7階のウッドデッキの広場です。広い空間になっていて、マルシェなどでの使用も想定されているそうですが、この先に“大階段”あるわけなんです」

「大階段」の幅は最大13メートルあり、ビルの7階から8階にかけて整備されています。駅前通りを見通すことができ、音楽などのイベントも開催できるということです。

北側にある二葉山から駅前通りにかけて一直線に並ぶように設計されています。設計者のコンセプトは「おおらかに過ごせる居場所」です。

サポーズデザインオフィス 吉田愛代表取締役
「広島のよさは、川、山、海がもたらす、おおらかな居場所があることだと感じている」

大階段をつくった建築家の吉田さんにお気に入りの場所は、上から3段目。この場所から座って見ると、駅前大橋を渡って広島駅に来る広島電鉄の路線が真上からよく見ることができる、ということです。

ホテル最上階からの眺望も公開

ホテルグランヴィア広島サウスゲートの最上階、21階の客室も公開されました。

小林キャスター
「コンセプトフロアのツインルームに入ってきました。瀬戸内海をイメージしたアートが飾られたこの部屋。およそ80メートルの高さから、瀬戸内海まで見えます」

20階と21階が特別なフロアなっていて、宿泊料金は平均4万円ほどだということです。

ホテルグランヴィア広島企画部 橋津大祐次長
「より上質な旅の起点が広島駅に直結しているホテルだと考えている。旅を楽しむ、ホテルを楽しむお客さんに来ていただきたい」

約80メートルからの眺望

開業までの準備が大詰めを迎えていますが、商業施設とホテルのトップはオープンの日が待ち遠しい様子でした。

中国SC開発 竹中靖社長
「広島の街を楽しむ雰囲気の笑顔が、もっとあふれるような感じの景色が頭に浮かんでいて、それを目指したいと思います」

ホテルグランヴィア広島 島田正義社長
「ほかのホテルとも連携しながら広島、瀬戸内の魅力を発信していければと思っている」

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