radiko:田口麻衣noみみコミ | RCCラジオ | 2024/11/17/日 24:00-24:15
内容:「マイ・ハート・コンサート Special 2024」
出演者:ヴィオラ奏者 沖田孝司さん
年末恒例になった「マイ・ハート・コンサート」。今回も、スペシャルなコンサートが開催されます。沖田孝司さんに詳しく伺います!
お久しぶりです!今年は、エディオンピースウイング広島でも演奏されましたね!
こけら落としで演奏し、6月11日に日本代表戦で演奏しました。
僕はドイツに13年いて、最後の5年はドルトムントというドイツで一番サッカー熱いところで過ごしましたのでサッカースタジアムで演奏出来て嬉しかったです。
毎年年末の恒例になっている「マイ・ハート・コンサート」。いつ頃から始まったんですか?
1995年からです。弦楽四重奏団を作ってスペシャルのコンサートをしようということで同時に始めたんですけどオーケストラになったのが1997年です。
だからもう30年近く近くはい続けてらっしゃることに。
今年のコンサートが12月27日に開催されます。サブタイトルが「ドヴォルザーク没後120年に寄せて」となっています。ドヴォルザークというと、小学校の音楽で「新世界より」を習って、その印象が強いです。
そうですね!他にもいろんな曲を作っていますよ。今年がちょうど没後120年になるので演奏します。
うちの特徴として、指揮者がいませんので、弦楽四重奏を(半円形に並ぶのでなく)「田」の字型になって皆が前を向いて演奏するスタイルなんです。目と目を合わせて弾かない。けど不思議なことに初めと終わりが合っているんです(笑)
それが世界からも認められているそうですね。
「田」の字型で演奏することで、すごくコンパクトにまとまっているんです。だから音の響きとか、出てくる重なった音が他とは全然違うみたいで。弦楽四重奏って4人がやってるんじゃなくて、一つのまとまりとして僕らは捉えたいんです。そういう発想でやってる人たちはいないんですよね。
今年の演奏曲目は?
いつもの仲間と歌姫によるオペラのアリア。バイオリン協奏曲などを演奏し、後半はドヴォルザークの弦楽セレナーデを聴いていただきます。そして今年は「We love the EARTH from HIROAHIMA」を、広島市内の高校の合唱部が歌ってくれます。
すごい広がりですね!
コンサートも注目ですが、来年もなかなかビッグイベントがあるそうですね。
二巡目なんですが、県内23の町をすべて回ります。そして47都道府県もまわって、さらに3月にはヨーロッパ3カ国をまわります。ドイツとオーストリアとチェコなんですけれども、姉妹都市のドイツ・ハノーファーで、地元のオーケストラとコラボします。ウィーンでは、由緒ある教会で演奏するですけれども、その際に、国連でも演奏します。その2日後にはプラハの日本大使館です。原爆ドームを設計したヤン・レツルがプラハで亡くなっています。その繋がりで演奏することになりました。それ以外にも、回数が増えそうです。ヨーロッパでもドヴォルザークを演奏します。
この年末のコンサートが繋がっているんですね!
沖田さんはヴィオラ演奏で大切にしていることは?
「人の声」として弾きたいんですよね。沖田の声がが聞こえるビオラを弾きたいんです。難しいんですけどね。その思いを音にするってのがまた難しいことですが、1音弾いただけでホッと、ホロっとしてもらえるようなヴィオラを弾きたいんですよね。
例えば「こんなことがあったな」「こんなことやってみたいな」と思いを馳せることができるのが音楽なんですよね。だからそういう時間が一緒に持てたら素敵ですし、それが僕の役目かなと思います。
「マイ・ハート・コンサート Special 2024」
日時
12月27日(金)午後6時半開演
場所
広島文化学園HBGホール
チケット
前売券(全席自由)一般2700円、学生(中学生以上)1800円、児童1000円
プレイガイド
エディオン広島本店、ローソンチケット
お問い合わせ
マイ・ハート・コンサート事務局(082-541-5901)
RCCクラブからご応募下さい!締め切りは11月24日(日)です。
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