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「杜氏と蔵人の努力の賜物」日本酒の出来栄えを評価する広島国税局の “清酒鑑評会” 広島からは15蔵の27点が優等賞

日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しですが、日本酒の出来栄えを審査する「清酒鑑評会」の表彰式が開かれました。

鑑評会は、日本酒の品質や酒造りの向上をはかろうと広島国税局が毎年、開いています。ことしは「吟醸酒」「純米酒」「燗酒」の3部門に中国地方5県の188点が出品されました。県内からは15の蔵の27点が優等賞に選ばれ、それぞれの部門の代表者が賞状を受け取りました。

林酒造 林英紀 社長 
「杜氏や蔵人さんの努力の賜物だと思っています」

相原酒造 相原準一郎 会長
「すでに無形文化遺産になっている和食とともに広く伝えていければと思う」

日本の「伝統的酒造り」はユネスコの無形文化遺産への登録が勧告されています。表彰式のあと、出品された全ての酒についてきき酒が行われました。

参加者(蔵人1年目)
「香りが華やかでふくよか、余韻のきれいなものが賞に選ばれている印象。これからどういうお酒を目指していくかのすごく参考になる」

広島国税局ではユネスコ無形文化遺産への登録勧告や、大阪・関西万博の開催を契機に、日本酒について国内外の認知度向上や需要拡大に取り組みたいとしています。

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