広島市中区の歩道で7月、電動キックボードに乗って酒気帯び運転したとして、広島市に住む男子大学生2人が道路交通法違反の疑いで書類送検されました。
警察によりますと、2人(いずれも20歳)は、7月30日午前0時半ごろ、広島市中区基町の歩道で酒気を帯びて電動キックボードを運転した疑いが持たれています。
警察の調べに2人は「バレなければ大丈夫と思い飲酒運転した」「飲酒運転しても捕まらないと思い飲酒運転した」と話しているということです。
警察によりますと、2人は別の男子学生(22)と3人で一緒に食事をしていました。その後3人は、シェアリングサービスの電動キックード2台を交代しながら運転。歩道を2人乗りしていたところを、パトロール中の警察官が見つけ、職務質問したところ、3人のうち2人が酒を飲んでいたことが発覚したということです。
警察は22歳の学生について、酒気帯び運転するおそれがあることを知りながら、電動キックボードを貸した疑いで、同じく書類送検しています。この学生は「少しの距離なので捕まらないだろうと思い電動キックボードを貸した」と話しているということです。
警察によりますと、酒気帯び運転のおそれがあるのに電動キックボードを貸したとして検挙した事案は、広島県内初ということです。
男子大学生らが電動キックボードを運転した現場付近
男子大学生らが電動キックボードを運転した現場付近
事件を捜査する広島中央警察署
事件を捜査する広島中央警察署
事件を捜査する広島中央警察署
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