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「大きくなったらカエっておいで」 ふるさとの思いを託した作品が並ぶ “かかし祭り” 広島

広島県三次市で、地元をPRしようと「かかし祭り」が開かれています。

三次市君田町の県道沿いには、約1キロの範囲に17体の「かかし」が設置されています。

「かかし祭り」は、農作物を守るために1985年に始まった伝統行事で、地元をPRするために続けられています。

カエルとオタマジャクシのかかしは、君田自治区連合会が出品しました。ふるさとを離れて暮らす若者たちに「大きくなったらカエっておいで」という思いを込めているそうです。

畑を被害から守ってもらおうと、等身大でリアルに再現したイノシシのかかしもあります。また、世界一をかけた戦いに臨んでいるメジャーリーガーと愛犬のかかしなど、ユニークな作品ばかりです。

君田自治区連合会 宮本正和 会長
「特殊詐欺とか少子高齢化とか、いろいろ問題がありますが、そうした思いを込めて、17体ではありますが、出品してもらいました」

「かかし祭り」は、来月9日まで開かれています。

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