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12年後の全線開通目指して地元説明会始まる 広島市のアストラムライン・西風新都線の延伸計画

アストラムラインを延伸する計画について、広島市は地元での説明会を始めています。

説明会は、延伸計画ルート沿いの地域で25日から始まりました。

広島市の計画では現在、「広域公園前」が終点のアストラムラインを、佐伯区の五月が丘団地などを経由しJR西広島駅までの約7キロを単線で延伸します。

▽事業費はおよそ760億円で、▽6つの駅を新設し、▽2036年度ごろの全線開通を目指します。

市の担当者は、軌道の細かいルートや駅の構造などを公表し、▽工事中と、完成後の「騒音」や「振動」は問題ないレベルであることや、▽高架式のため、日陰が発生した場合、個別に補償対応をすることなどを説明しました。

住民からは開通を待ち望む声や、「静かな生活を守ってほしい」という意見が出ました。

説明会に出席した住民たち
「とにかく早くやってもらいたいね。もう軌道系の交通は絶対的な安心感がありますからね」
「渋滞とかそういったことも心配なく行けるかなという期待はあります」

広島市は今後、「都市計画」の手続きを進め、3年後には用地取得を始め、事業を本格化させます。

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