広島市内の横断歩道で、25日、自転車に乗っていた女子小学生(11)をひき逃げしたとして、タクシー運転手の男(74)が翌26日に逮捕されました。
過失運転傷害、道路交通法違反(救護措置義務違反、事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、広島市中区吉島西に住むタクシー運転手の男(74)です。
警察によりますと、男は25日午後3時45分頃、広島市中区平野町の市道でタクシーを運転中、信号のない横断歩道を直進中に、横断していた自転車と衝突。自転車に乗っていた女子小学生(11)にけがをさせたにもかかわらず、救護などの措置をとらずに事故現場から逃走した疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は「ぶつかったとは思わなかった」と話しているということです。
女子小学生は左手首を骨折するなどの大けがをし、病院に搬送されました。命に別状はないということです。
警察によりますと、目撃情報などからタクシー会社を割り出し、ドライブレコーダーの映像を確認するなどして男を特定したということです。男は当時勤務中でしたが、タクシーに乗客は乗っていなかったということです。
警察は事故の状況などを詳しく調べています。
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