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高速道路で大型トラックの前に割り込み急ブレーキか 危険運転傷害の疑いで会社員の男(41)を逮捕  トラックは後続車両に追突される事故 男は「事故をしたのは知らなかった」と供述

山陽道で急ブレーキをかけ、後続のトラック同士を追突させるなどしたとして、広島県警は22日、広島県三原市大和町に住む会社員の男(41)を、危険運転傷害や道交法違反(事故不申告など)の疑いで逮捕しました。

事故は、8月3日午後9時前、広島市安佐北区の山陽自動車道下り線で、大型トラックに中型トラックが追突したものです。

警察によりますと、乗用車を運転していた男は、追い越し車線を走っていた大型トラックの前に割り込み急ブレーキをかけ、トラック同士の事故を起こし、さらに、それぞれの運転手2人がけがをしたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いが持たれています。

警察の調べに対し、男は「急ブレーキを掛けた覚えはあるが、事故をしたのは知らなかった」と供述しているということです。

追突した中型トラックの運転手から「大型トラックが急ブレーキをして間に合わず事故をした」と110番通報。警察が現場に駆けつけたところ、追突された大型トラックの運転手が、「前の車に急ブレーキをかけられた」などと話していました。警察は、ドライブレコーダーや目撃情報などから、男を特定したということです。

現場は山陽自動車道下り線の志和インターから広島東インター間の下り坂で、警察は動機など事件の詳しいいきさつを調べています。

追突した中型トラック=提供広島県警

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