残り5試合となった明治安田J1リーグ。リーグ首位を走るサンフレッチェ広島は、湘南ベルマーレと戦いました。
ここまで11戦無敗とリーグ優勝に向け、勢いを見せるサンフレッチェは、19日(土)の試合でも前半から主導権を握ります。
前半28分、左サイドで相手を引きつけた 加藤陸次樹 が、逆サイドへボールを出します。走ってきた 中野就斗 がトラップして右足を振り抜きました。期待の若手が今シーズン5点目のゴール。ゴールキーパーの手をはじく強烈なシュートで1点を先制します。
後半3分、サンフレッチェにピンチが訪れます。一度は右からのクロスボールをしのいだものの、こぼれ球を拾われ、これがゴールに吸い込まれてしまいます。後半開始してすぐ試合を振り出しに戻されます。
それでも強みである攻撃的サッカーを展開し続けるサンフレッチェ。同点ゴールを許した直後の後半7分に、川辺駿 が右サイドから放った強烈シュートは惜しくもゴールポストを直撃。
後半15分には 佐々木翔 がミドルシュートを放ちますが、ディフェンダーに阻まれ、勝ち越し点を奪うことができません。
湘南が得意のカウンター攻撃を仕掛けられる場面もありましたが、守護神・大迫敬介 がファインセーブで立ちはだかります。
両者一歩も譲らぬまま後半アディショナルタイムに突入すると、最後は痛恨の決勝ゴールを許し、サンフレッチェは12試合ぶりの黒星(湘南(13位) 2-1 広島(1位))。一方、2位の神戸も敗れたため首位をキープしています。
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