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大規模陥没 「損傷した建物など安全確保のため解体が必要」 原因究明の有識者委員会も設置へ 広島市

広島市で発生した大規模な陥没です。広島市の松井市長は、安全確保などのために建物の解体が必要になるという見通しを示しました。

先月26日、広島市西区福島町の交差点で大規模な陥没が発生し、周辺にある11棟が傾いたりひび割れたりする被害がでました。現場付近の地下30メートルでは、下水管をつくるための掘削工事が行われていました。

広島市 松井一実市長
「損傷した建物等で危険な状態であるものについては、安全を確保するために解体する必要があります」
広島市議会の委員会で松井市長は、安全確保などのために今後、解体が必要になる建物もあると説明しました。

広島市によりますと、事故原因の調査は解体作業が完了したあとに行われることになっていて、掘削工事の再開までには長い期間が必要になる見込みだということです。また、事故原因を究明するための有識者による委員会を近く設置することにしています。

広島市 松井一実市長
「大変なご不便、ご迷惑をおかけしておりますけれども、まずは皆様からの要望をお聞かせいただくなどし、業者とともにしっかりと対応してまいりたい」

広島市は、工事と事故との因果関係を認めていて松井市長は工事に起因する建物の被害は補償することを改めて強調しました。

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