2024年6月、神戸の須磨エリアに誕生した「神戸須磨シーワールド」は、西日本で唯一シャチがいる水族館として今話題のスポットです。今回は、そんな「神戸須磨シーワールド」がある須磨海浜公園内のおすすめスポットをチェック。国内初のホテル直営ドルフィンラグーンを常設した「神戸須磨シーワールドホテル」や、須磨海浜公園内を走る「須磨ビーチトレイン」の見どころをご紹介します!
©︎神戸須磨シーワールド
「神戸須磨シーワールド」は、「神戸市立須磨海浜水族園」の跡地に2024年6月1日にグランドオープンした水族館。館内は「オルカスタディアム」「ドルフィンスタディアム」「アクアライブ」の3つのエリアにわかれていて、約560種1万9,000点の生きものが展示されています。
「神戸須磨シーワールド」の見どころは、西日本で唯一シャチのパフォーマンスが楽しめるところ。ダイナミックで迫力あるシャチのパフォーマンスは大人気で、立ち見も含め約2,500名が収容できる「オルカスタディアム」は、連日多くの観客で賑わっています。
水槽の際でシャチがジャンプすると、客席の前から8列目くらいまでは滝のような水飛沫(海水)が勢いよく飛んできます。臨場感を味わいたい方はぜひ、前列でその迫力を体験してみましょう!
また、「ドルフィンスタディアム」ではイルカによるドルフィンパフォーマンスも開催。トレーナーのサインに合わせて次々と繰り広げられるパフォーマンスに客席も大盛り上がり!
パフォーマンスが行われるプールには「ドルフィンビーチ」が併設されており、イルカとのふれあい体験「ドルフィンコミュニケーション」(有料)が楽しめるほか、ドルフィンスタディアム1階「ドルフィンホール」では水中を泳ぐイルカの様子が観察できます。
敷地内の一番西側にある「アクアライブ」では、水の一生をテーマに瀬戸内海の原風景を再現した「ローカルライフ」や、生きものとのふれあい体験ができる「タッチングプール」、神戸市立須磨海浜水族園で飼育されていた淡水魚の一部を展示している「スマコレクション」(入場無料)などテーマごとの展示が楽しめます。
ゆらめくクラゲたちに癒される「クラゲライフ」
アクアライブ1階の「トロピカルライフ」では、水量が約670トンもある外洋水槽で泳ぐエイやサメなどの生きものたちをじっくり観察してみて。
「アクアライブ」3階と4階の「ロッキーライフ」では、アシカとアザラシ、ウミガメ、ペンギンの水中や陸上での様子を観察できます。水中を悠々と泳ぎ回り、ときにかわいい仕草を見せてくれる生きものたちに胸キュン……!とっておきの一枚を、ぜひカメラに収めてくださいね。
「神戸須磨シーワールド」内で食事がいただけるところは全部で3カ所あります。おすすめは、西日本初のシャチが見えるブッフェレストラン「ブルーオーシャン オルカスタディアム」。地元神戸や兵庫産の食材を使った旬の料理も楽しむことができます(事前予約制、座席によって料金が異なる)。
こちらの「ポートダイナー オルカスタディアム」では、気軽に食べられるテイクアウトフードやドリンクを販売。「シャチソフトクリーム」など、写真映えするかわいいフードもあるので要チェックです!
「シャチソフトクリーム」©︎神戸須磨シーワールド
©︎神戸須磨シーワールド
家族や友人などグループで訪れたときは、地産地消のフードコート「ワーフ ドルフィンスタディアム」でそれぞれ好きなものを注文してはいかがでしょう。
「神戸ビーフカレーと彩り野菜」/@神戸須磨シーワールド
「兵庫B級グルメ ビーフカツめし」や「瀬戸内しらすと焼きあなご丼(味噌汁付)」「神戸ビーフカレーと彩り野菜」など、地元産のグルメが盛りだくさん。せっかくなので、ここでしか食べられない「神戸須磨シーワールド」フードも、ぜひご堪能ください!
©︎神戸須磨シーワールド
「神戸須磨シーワールド」を存分に楽しんだ後は、お土産を探しにミュージアムショップへ立ち寄って観ませんか?館内にあるショップは「ブルーフラッグ オルカスタディアム」と、「ワーフ ドルフィンスタディアム」の2カ所。こちらの「ブルーフラッグ オルカスタディアム」ではシャチグッズをはじめ、「神戸須磨シーワールド」のオリジナルグッズを豊富に取り揃えています。
特におすすめは、地元神戸のお菓子メーカーとコラボした商品です。神戸の定番土産のひとつトーラクの「神戸プリン」や、ゴンチャロフの「チョコレートロールクッキー」などが、「神戸須磨シーワールド」限定パッケージで登場!
風月堂の「ミニゴーフル」
そのほか、はずれなしの「オルカくじ」も大人気。くじによって、それぞれ大きさや色の違うオリジナルのシャチぬいぐるみが必ず当たるもので、小さなお子さんから大人まで楽しめます。
©︎神戸須磨シーワールドホテル
「神戸須磨シーワールド」には、オフィシャルホテル「神戸須磨シーワールドホテル」が隣接しています。せっかくなので、とことん「神戸須磨シーワールド」に浸りたい!という方は、ぜひ宿泊も検討してみては?
©︎神戸須磨シーワールドホテル
なんと、こちらの「神戸須磨シーワールドホテル」には日本初のホテル直営ドルフィンラグーンが常設されており、1日3グループ限定でイルカとのふれあいが楽しめる体験プログラムもあるのです!旅の思い出をより特別なものにしたい方におすすめ。
©︎神戸須磨シーワールドホテル
エントランスホールは鳴門の渦潮をイメージした青の柱が美しく、海を思わせるデザイン。館内のあちこちに水族館のホテルならではのデザインが散りばめられているので、ぜひ探してみましょう。
「プレミアキングアクア」の客室内
客室はすべてオーシャンビュー。全80室あるうち、6室のあるプレミアムルームには水槽が備わっています。海や水槽を眺めながらのんびりと過ごす時間は、きっと至福のひとときとなるはず。水族館気分をたっぷりと満喫できるでしょう。
「シーワールドアクア」の客室内
©︎神戸須磨シーワールドホテル
ホテルでの食事はブッフェレストラン「せとうちハーバーレストラン」でどうぞ。朝食と夕食は宿泊者限定ですが、ランチは一般のお客さまでも利用可能。地産地消の旬の料理を心ゆくまでお楽しみください。
水族館やホテルだけでなく、須磨海浜公園内にはまだまだ見どころがたくさんあります。こちらは須磨海浜公園内を運行する「須磨ビーチトレイン」。JR須磨駅と「神戸須磨シーワールド」間を往復する二両編成の電動ビーチトレインで、須磨海岸沿いの景色を楽しみながら移動できます。
乗車する際は券売機でチケットを事前に購入する
車内はエアコンや車椅子対応スロープを装備している
実際に乗車してみると、須磨海浜公園内にいる人の注目を集めています。時折、歩いている人や施設スタッフさんが手を振ってくれて、気分もほっこりしました。走行スピードもゆっくりなので、のんびりと窓の外に広がる海を眺めながら景色を楽しめます。
天気の良い日は明石海峡大橋や淡路島もくっきりと見える
神戸の人気フォトスポット「BE KOBE」モニュメントとの撮影もおすすめ
運行日は、土日祝日と夏休みや冬休みの一部の平日。運賃は片道500円(税込)で、3歳以上のお子さんなら一人で乗車することも可能です。乗りもの好きのお子さんにも大変喜ばれているそうで、ファミリーの利用も多いのだとか。須磨海浜公園を訪れた際には、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
新しい観光スポットがオープンして賑わいを見せる須磨海浜公園。楽しいおでかけスポットがたくさんあるのはもちろん、目の前に須磨の海が広がる眺望も魅力です。水族館にホテル、カフェ、BBQサイト、ビーチトレインなど見どころ満載の須磨海浜公園を、ぜひたっぷりと満喫してくださいね。
📍神戸須磨シーワールド
住所 / 神戸市須磨区若宮町1丁目3-5
TEL / 078-731-7301(平日10:00~18:00受付)
公式HP https://www.kobesuma-seaworld.jp/
📍神戸須磨シーワールドホテル
住所 / 神戸市須磨区若宮町1丁目3-5
TEL / 078-754-9453(平日10:00~18:00受付)
公式HP https://www.kobesuma-seaworld.jp/hotel/
※入館料はHPをご確認ください
📍須磨ビーチトレイン
TEL / 070-1343-4127(株式会社ワールドインテック須磨ビーチトレイン係)
営業時間 / 主に土日祝日及び夏休みに運行
料金 / 片道500円(税込)/一名
公式HP https://tailfin3.wixsite.com/sumabeachtrain
※運行日・時刻表などは、変更になることがあります
※天候により中止する場合があります
※発車時刻は乗降状況により遅れる場合がございます
※詳細な運行日・時刻表などは、ビーチトレインの運行情報サイトでご確認いただけます
瀬戸内Finderフォトライター 中田 優里奈
▼記事提供元
「瀬戸内Finder(ファインダー)」は、瀬戸内を共有する7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)の魅力を世界に発信しています。
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