広島市西区・商工センター地区の再整備に向け、まちづくりのビジョンを検討する会議が開かれました。
検討会には大学教授や地元の団体の代表、市の幹部などが出席しました。
商工センター地区は既存施設の老朽化などを背景に再整備の議論が進められています。新たなまちづくりの柱は、国際会議や展示会などの「MICE」を開ける大型施設の設置で、27日、整備計画やコンセプト案が示されました。
計画案では、▽「MICE(マイス)」関連施設を今後10年以内に整備し、▽その後5年以内をメドに周辺のホテル整備を進める、などとされています。
このほか、▽商業施設との連携や、▽草津漁港の観光港化など地域のにぎわい創出も盛り込まれています。
地元の団体の代表は交通環境の整備について不安を訴えました。
伊藤學人 委員
「MICE関連施設が稼働すると1万人規模のコンサートもできると思う。環境整備は急いでもらわないと既存事業者が困ることになる」
広島市は今年度中に「まちづくりビジョン」をとりまとめる予定です。
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