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無理心中を図ったか 父親(当時93)を殺害し住宅を放火した疑い 長男(当時60)を容疑者死亡で書類送検 広島

広島市で去年11月、親子2人が死亡した住宅火災で、警察は28日、亡くなった2人のうち長男を殺人などの疑いで書類送検しました。

去年11月、広島市佐伯区五月が丘で木造平屋建ての住宅1棟が全焼する火事があり、この住宅で2人で暮らしていた当時93歳の父親と当時60歳の長男が焼け跡から遺体で見つかりました。

この火事で警察は28日、長男を殺人と非現住建造物等放火の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。

警察の調べによりますと、長男は去年11月14日の未明ごろ、父親の首に刃物を刺して神経性ショックで殺害した後、同日午前2時すぎ、住宅に放火して全焼させた疑いがもたれています。

長男にも、上半身に複数の浅い切り傷がありましたが、死因は一酸化炭素中毒だったということです。

警察は、捜査の結果、第三者の介在が認められないことなどから、長男が無理心中を図ったとみています。

視聴者提供

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