広島で国内最高峰の自転車レースが開催されるのを前に、ヴィクトワール広島のメンバーが、広島市長に意気込みを語りました。

広島市の 松井一実 市長と面会したヴィクトワール広島の 中山卓士 監督は、地元開催の大会で優勝する姿を見せたいと語りました。

県内では、7月27・28日にJBCF（全日本実業団自転車競技連盟）が統括する「Jプロツアー」のレースが開催され、トップクラスの17チームが出場します。

27日に三原市佐木島で行われるロードレースは、去年、ヴィクトワール広島が地元開催で初となる優勝を飾りました。

ヴィクトワール広島　中山卓士 監督
「ホーム戦で優勝すると、そこにいる観客がみんな一緒になって喜んでくれるような、そんなムードを体感できて、ことしも同じように連覇を狙っていきたいなというふうに思っています」

28日には、広島市西区商工センターで行われるのは、1.7キロのコースを30周するクリテリウムです。移籍してきたリーグトップクラスの 小野寺玲 選手にとっては、初めての地元で開催されるレースです。

ヴィクトワール広島　小野寺玲 選手
「地元ファンのみなさんの前で活躍したいという気持ちが強いですし、地元で勝つ気持ちよさを（前のチームで）知っていますので、それをぜひ、この地で実現したいです。自転車競技は、ファンのみなさんと選手との距離が近いスポーツでもありますので、ほかのスポーツにはない、におい・音、そういったところも十分に楽しんでいただけたらと思っています」

いずれのレースも無料で観戦できるということです。

7月27日（土）　山陽建設　サギシマロードレース
午前10時10分～午後１時15分　開催地：広島県三原市佐木島

7月28日（日）　広島トヨタ　ヒロシマクリテリウム
午後1時～午後2時45分　開催地：広島市西区商工センター
※午前中から関連イベントが多数開催しています。