小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを飲んだ広島市内の70代の女性が、一時入院していたことが分かりました。広島市内では初めての被害の報告となります。

28日、広島市保健所に医療機関から連絡がありました。保健所によりますと、小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを飲んでいた広島市内に住む女性（70代）が腎不全と診断を受け、一時入院。現在は退院しているということです。

保健所の聞き取りによりますと、女性は「飲んでいたのは小林製薬の『紅麹コレステヘルプ』」と話しているということです。

広島市は、この情報を厚労省に報告しました。

広島市内で小林製薬の「紅麹」関連で被害が報告されたのは、今回が初めてとなります。

広島市保健所では、健康被害が心配される場合は医療機関を受診するか、最寄りの保健所に連絡してほしいと呼びかけています。