この記事は2024年2月15日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
全国的にも珍しい 「お天気」をテーマとした博物館。
それが 「広島市江波山気象館」 です。
なんだか難しそう…と敬遠するのはちょっと待ってください!
広島市江波山気象館は、大人から子どもまで楽しく体験しながら気象や科学のことが学べる、とっても面白い博物館なんです♪
うちの子達(息子6歳、娘4歳)も、広島市江波山気象館が大好き♡
企画展を観たり、サイエンスショーを観覧したり、時には常設展示だけを観に行ったりと、年に何度も遊び行くお気に入りのスポットとなっています。
入館料が大人100円、高校生・シニア50円、中学生以下無料と大変リーズナブルなので、いつでも気軽に連れて行けるのもありがたいです♪
また広島市江波山気象館の本館建物(旧広島地方気象台)は、被爆建物であると同時に、建築物としても評価され広島市重要有形文化財に指定されており、歴史的な観点からも一見の価値あり!
単純に建物がレトロかわいいので、SNS映えもしますよ♪
本記事では、広島市江波山気象館のアクセスや駐車場、展示内容、ミュージアムショップ、オムツ替え台や授乳室などの情報まで詳しくご案内します!
昭和レトロな建物の広島市江波山気象館
バスで来館する際は、広電バス舟入本町経由江波方面行きに乗車し、「江波栄町」バス停で下車すると約500mで到着します。
路面電車は広島電鉄江波行きに乗車し、終点の「江波」電停で下車すると約1Kmで到着です。
自動車の際は、広島駅前から約20分、広島高速吉島ICから約5分で到着します。
駐車場は、江波山公園のご利用者と共用で約25台あります。
なお、イベントがあるときは満車になることもあるので要注意です。
広島市江波山気象館の常設展示で絶対に外せないのが、2階の 「気象・科学の体験コーナー」 です♪
タイフーンボックス外観
雲の中を歩いちゃおう♪
筆者が一番好きな展示は、水滴で人工的につくった雲の中に入れる「タイフーンボックス」 !
下からもくもくと雲が出てきたり、台風の目を観察したりできるのは、何度体験してもワクワクします♪
突風カプセル外観
きゃー、飛ばされる~!
息子は秒速5m、15m、20mの風を体験できる「突風カプセル」 がお気に入り♪
特に秒速20mの風は、目を開けて真っ直ぐ立っているのも難しい!
ぜひみなさんにも一度体験していただきたいです。
フランクリンの実験室
30万ボルトの落雷が目の前で再現される「フランクリンの実験室」 は、いつも想像より激しい音と光でビクッとしてしまいます。
豪雨・暴風疑似体験コーナー(ヘラセオン)
「豪雨・暴風疑似体験コーナー(ヘラセオン)」は、モニターの前に立つと、画面上で豪雨や暴風雨を疑似体験できるコーナー。
画面上でヘルメットを被せてくれたり、強風でいろいろなものが飛んできたりするのがリアルです。
天候が悪い日は大人しく自宅にいるに限るなぁ、と心から思える体験コーナーです。
体がびろ~ん!
あれ?触れない?
「体験コーナー Hands On!」 は娘のお気に入り♪
凹凸面鏡に映る自分自身の姿を見たり、鏡の性質を利用して浮かび上がって見えるカエルを触ろうとしたりしては、いつも大爆笑しています。
小さなお子さんでも直感的に科学の不思議を感じることができるコーナーです。
爆風で曲がった窓枠
気象台で使われていた気象測器
同じく2階にあるのは 「気象台のおもいで」コーナーです。
前述した通り、広島市江波山気象館本館(2階建の建物・旧広島地方気象台)は被爆建物。
爆風により曲がった窓枠や壁に刺さったガラス片など、被爆の傷跡の一部を保存してあり、気象台の当番日誌などから被爆当時の様子を知ることができます。
また、風向風速計、雨量計、気圧計、日照計など、気象台で使われた気象測器も展示されています。
「広島の四季」鑑賞中
映像コーナーでは、3番組のなかからボタンで選択した番組を上映できます。
いつも我が家ではいろいろなコーナーを体験したあとに、休憩がてら鑑賞することが多いです。
お天気情報コーナーと図書室
1階には、お天気情報コーナーと図書室もあります。
ここには、広島市域の気象情報の紹介や、気象についての質問・相談コーナーがあります。
せっかくのチャンスですので、ぜひ気象に関して疑問がありましたら、気象予報士さんや学芸員さんに聞いてみてください♪
ベンチもある屋上の展望スペース
屋上展望台から見た広島市内
お天気の良い日はぜひ屋上の展望スペースにも登ってみてください!
広島市中心部や瀬戸内海、宮島が一望できて、とても気持ちが良いです。
気象観測装置も展示してありますよ。
ミュージアムショップの一部
気象庁マスコットキャラクター「はれるん」グッズ
ミュージアムショップでは、気象庁マスコットキャラクター「はれるん」グッズや、広島市江波山気象館オリジナル実験グッズなどを販売しています。
ここでしか手に入らない商品もありますので、ぜひお立ち寄りください♪
新春企画展「サイエンス・ゲームパーク」会場の様子
広島市江波山気象館では、サイエンスショーやサイエンスワークショップを定期的に開催しています。
我が家は以前サイエンスショーに参加したことがあるのですが、インパクトのある実験を次から次へと見せていただき、大人も子どもも大興奮の30分間でした!
サイエンスショーやサイエンスワークショップは公式ホームページから予約が必要です。
人気イベントはすぐ定員いっぱいになってしまうので、気になるものは早めに予約することをおすすめします。
また年2回の企画展も趣向を凝らした内容で、いつも楽しみです♪
最後に、乳幼児連れにとって気になる館内の設備やサービスをご紹介します。
多目的トイレ
オムツ替え台は、1階と2階の多目的トイレ内にそれぞれ設置されています。
授乳室
1階救護室が授乳室として利用できます。
普段は鍵がかかっているので、利用の際はスタッフの方にお声がけください。
ベビーカーは2台、車椅子は3台貸し出し可能です。
こちらも利用したい場合は、スタッフの方にお声がけください。
本記事では、広島市江波山気象館についてご紹介しました。
さまざまな体験コーナーを通して楽しく気象を学び、原爆や気象台の歴史にも触れることができる博物館です。
みなさんもぜひ一度と言わず、二度三度と遊びに行ってみてくださいね♪
名称 広島市江波山気象館
住所 広島県広島市中区江波南一丁目40番1号
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日・休日の場合を除く)、祝日の翌日、年末年始など入館料
<大人> 100円(80円)
<シニア(65歳以上の方及び介添者)> 50円(40円)
<高校生> 50円(40円)
<中学生以下> 無料
※常設展示料金を含みます。
※( )内は有料入館者30名以上の場合の団体料金です。
※原爆障害者章・戦傷病者手帳・療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・特定疾患医療受給者証・特定医療費(指定難病)受給者証・先天性血液凝固因子障害等医療受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証を受付にてご提示いただいた場合はご本人と介添の方の入館料が、留学生学生証を受付にてご提示いただいた場合はご本人の入館料が無料になります。
※障害者手帳アプリ「ミライロID」のご提示も対象となります。無料開放日
◆気象記念日(6月1日)に一番近い日曜日:全入館者
◆5月5日~5月11日(休館日をのぞく):高校生
◆11月3日(文化の日):全入館者
◆土曜日:高校生
※土曜日の無料開放日は、春休み、夏休み、冬休みの長期学校休業日及び、祝日、休館日に重なった場合を除きます。
広島の子育て「ママパパの笑顔がみんなを元気にする」『ママンペール』
https://mamanpere.jp/
発行日:2/5、4/20、7/5、9/5、11/5(年5回)
料金:無料(フリー)
発行エリア:広島市、安芸郡、廿日市市、大竹市、東広島市、呉市
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