先月後半から一気に冷えて吐く息も白くなってきました。この白い息も、温かい息が冷たい外気に冷やされて水滴になっているので、原理としては雲が発生するのと同じです。
ただ、寒くなるから必ず息が白くなると思っていませんか?実は吐く息が白くならない場所があるのです。さて、どこでしょうか?
正解は南極などの空気がかなりキレイで澄んでいる場所です。それは吐く息が白くなるために必要な微粒子がないためです。雲が発生するためにはチリやホコリなどの微粒子が必要で、その微粒子が核となり水蒸気から水滴へと変化する訳です。つまり、吐く息も同じように微粒子がないと水滴が発生せず白くならないのです。
なかなか南極などに行く機会はありませんが、もし旅行などで伺った際には確かめてみたいものですね。
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