今回の『くうかんプロデュース』は大竹にできた「下瀬美術館」を紹介します。
宮島を対岸に臨む大竹市晴海に3月にできたばかりの「下瀬美術館」。
マツダスタジアム2個分の敷地を有しております。
到着したら、まず広さと建物の素晴らしさに圧倒されてしまいます。
今回案内して下さるのが
早速アートを堪能しようということでエントランス棟へ。
ひえ~。
遠くに瀬戸内の広大な海が広がり、エントランス棟の屋根は森を思わせるようなデザイン。
さすが世界に名だたる建築家 坂茂さんが設計した美術館ということで、かなり圧倒され続けておりますが・・・ここは気を取り直して・・
このエントランス棟にはカフェやショップもあるんです。
それではいよいよ中へ。
あれ、色とりどりのコンテナが水に浮かんでいるぞ。
これは展示室。
しかも展示内容によって位置を変えることもできる「可動展示室」なんです。
坂さんが広島を訪れた時にひらめいたという瀬戸内の海に浮かぶ島々をイメージした展示室。
中に入ってみましょう。
何だか異空間に吸い込まれていくような感じ。
8つのコンテナではそれぞれテーマが決められており、そのテーマに沿った美術品が展示されているのです。
丸井産業の下瀬ゆみ子社長が先代から受け継いできた貴重なコレクション500点が収蔵されているのだそうです。
そして廊下にも坂さんがデザインした椅子があります。
この紙管なんですよね。坂さんの特徴のひとつなんです。
美術品を堪能した後は外へ。
季節の草花が道を彩っていて、絵画の中を歩いていくような感覚になります。
まさに
美術館全体がアートだということを実感した瞬間なのでした。
そして望洋テラスから見る風景。
目の前に宮島。
天気によって見え方が変わってくるので、ずっと眺めていたくなります。
さらにエミール・ガレの庭。
ゆっくりと歩いてお腹が空いたら、フレンチレストランへ行きましょう。
メニューはフレンチの名店「OZAWA」の小沢貴彦さんが監修したもの。
品があって、しかも広島など地のものを使用しています。
芸術も味覚もすべて満足できる、独特の空間をぜひ体験してください。
入館料は大人1800円です。
問い合わせ先は 下瀬美術館 0827-94-4000
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