おととい(14日)の東京を皮切りに、きのう(15日)は横浜、きょう(16日)は岐阜で、桜の開花発表がありました。広島でも発表まで秒読みの段階です。
今週、民間気象会社が発表した広島の最新開花予想です。
・日本気象協会 あす(17日)
・ウェザーマップ あさって(18日)
・ウェザーニュース 日曜日(19日)
この段階になると、開花予想よりも、実際のつぼみの様子を見た方がわかる…ということで、きょう(16日)昼すぎ、気象庁が広島の桜の開花発表の基準としているソメイヨシノ(=標本木)の様子を見てきました。
広島の標本木は広島市中区の縮景園にあります。広島地方気象台の職員が、標本木に5~6輪の花が咲いているのを確認すれば、広島の桜の開花を発表します。
桜の開花「宣言」と表記されることがよくありますが、気象庁としては「宣言」ではなく「発表」と表現しています。
きょう昼すぎの時点では、開花しているつぼみはありませんでしたが、ピンク色がのぞいて、軸が伸びているつぼみが多数ありました。週末にかけて気温も高めなので、このままいけば2~3日以内、今週末までには咲いて開花の発表がありそうです。
ことしの広島の桜の開花は、1月末~2月はじめ時点で民間気象会社が発表した予想では、平年並み(=3月25日)または平年よりやや遅め、といった予想も出ていました。
しかし、2月は予想ほど寒くなく、平年より気温が高めで推移しました。さらに3月になると記録的に暖かい日が多かったため、つぼみの生長が一気に加速。各社の予想も前倒しとなりました。
広島で観測史上、最も早い開花発表は3月11日(2021年)。2番目に早かったのが3月19日(2004年)です。
ことし日曜までに開花が発表されれば、広島では観測史上、2番目に早い記録となります。
来週になると、県内でもあちこちから桜の開花の便りが届きそうです。
広島の桜 ソメイヨシノ標本木(3月16日)
広島の桜 ソメイヨシノ標本木(3月16日)
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コメント (1)
じんそく - 2023.03.16 18:30 1
トイレ前の旧標本木もありがとうございました🚻