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文化庁芸術祭賞大賞受賞作「生涯野球監督 迫田穆成」 東北放送でもOA決定

 83歳になった今も、現役高校野球監督として県立竹原高の指揮を執る迫田穆成氏を追ったラジオドキュメンタリー「生涯野球監督 迫田穆成~終わりなき情熱~」が東北放送(宮城県)でも放送されることになった。
 1957年には広島商業高の選手として甲子園全国制覇。1973年春は、監督として秘策を繰り出し、江川卓投手を攻略、夏には全国制覇も成し遂げている。
 奇想天外なベンチワークは「迫田マジック」と賞賛されたが、その挑戦は今も続いている。5倍も歳の離れた高校生に、LINEやYouTubeを駆使してコミュニケーションをとり、部員11人だったチームは県ベスト16まで台頭している。
 この番組は、令和4年度文化庁芸術祭賞大賞を受賞。エリア内外を問わず積極的にドキュメンタリー番組を放送する東北放送は、受賞の一報を知ると、即、RCCにアプローチ。2月18日(土)19時~の放送が決まった。
 RCCの編成担当者は「こういう形での他地区での放送は珍しいケース。こうやってRCCの放送や広島のスポーツが全国に広がることはとても喜ばしい」とコメント。
 広島が誇る知将の生きざまが各地に広がることに、喜びを隠せない様子だった。

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