今シーズンに国内フリーエージェント(FA)権を取得していた広島東洋カープの森下暢仁投手(29)が4日、権利を行使することを表明しました。
大分県出身の森下投手は、明大から2019年ドラフト1位でカープに入団しました。ルーキーイヤーの2020年から10勝を挙げて新人王に輝くと、翌2021年には東京五輪の侍ジャパンに選出され、先発として金メダル獲得に大きく貢献しました。

新入団会見に臨む森下暢仁(2019年)
プロ7年間で3度の2桁勝利をマークするなど先発陣の柱として腕を振り続け、通算60勝を記録しています。

プロ1年目から2桁勝利をあげ新人王を獲得
決断は「自分の評価を聞きたい」
4日に球団事務所を訪れてFA権行使の申請書類を提出した森下投手は、報道陣の取材に応じ「自分の評価を聞きたいというのが一番」「残留するか、外に出ていくか、今でも本当に悩んでいます」と揺れる胸の内を明かしました。

カープで7年間で通算157試合に登板し60勝
球団側はこれまで残留を強く要請しており、FA宣言後の残留も認める方針を示しています。森下投手は「『出て行かないでくれ』と言ってもらっている気持ちも考えながら、今後も自分の中でいろいろと考えていきたい」と話しました。
日本野球機構(NPB)からフリーエージェント宣言選手として公示された後、他球団との交渉が解禁される見通しです。
森下「全然自分の中で決めきれてない」
■ 森下暢仁投手 主な一問一答
――この度、フリーエージェントの申請書類を提出した。決断した率直な気持ちは。
「そうですね、もうやっぱり、自分の評価を聞きたいなっていうのが一番あります」
――シーズン中から思いが固まっていたのか、ギリギリまで悩んだのか。
「そうですね、今でも本当悩んでますし、残留するか、外に出ていくかっていうのは、全然自分の中で決めきれてないところではあります」
――球団から宣言残留を認められる方針もあったが、影響は。
「やっぱりこうやって悩めますし、『戻ってきてくれ』というか、出て行かないでくれっていうふうに言ってもらってますし、そういう気持ちも考えながら、今後もまた自分の中でいろいろと考えながらやっていきたいなと思ってます」
――改めてカープで過ごした期間、振り返っていかがでしょうか。
「そうですね、本当にたくさんの応援していただきましたし、ファンの方々が自分を支えてくださったと思ってるので、今の自分があると思ってます」
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