昨年度、国際線の利用者数が過去最多を記録した広島空港。さらなる需要の高まりを見据え、到着ロビーや保安検査場などがリニューアルされたほか、新たに「ビジネスジェット専用ゲート」が設けられました。
広島空港1階の到着ロビーはこれまで国内線と国際線で分かれていましたが、1日から拡張のうえ一体化されました。瀬戸内の島をイメージした明るいデザインで、大型モニターなどで観光地をPRします。

英語で翻訳機に話す案内所には、17言語に対応した翻訳機を導入。海外から来た人にもスピーディーでわかりやすい応対を目指します。
国際線の保安検査場は従来の3倍に 「先行投資」の背景
2階の国際線保安検査場は約3倍に拡張。これまでと比べて開放感のあるつくりが、旅の高揚感を演出します。広島国際空港の尾崎真一社長は保安検査場の拡張について「今の状況では(既存設備で)足りているが、今後の国際線旅客の伸びを考え、先行的に整備した」と話します。
先行投資の背景には、近年の需要の高まりがあります。広島空港の国際線利用者数は近年、コロナ禍を除くと右肩上がりで、昨年度には過去最多を記録しました。

最近では先月から上海便が運休し、中国本土への直行便がなくなる一方で、来月には新たに、韓国のフラッグキャリア「大韓航空」が就航。世界有数のハブ空港、ソウル・仁川を経由した乗り継ぎ利用の増加が期待されています。
広島国際空港 尾崎真一社長
「仁川経由で北米やオーストラリアからの乗り継ぎ需要もかなり期待している。海外のハブ空港と繋がって、全世界から乗り継ぎで広島にお客さんを呼び込んでいくことは可能だと思っている」
ビジネスジェット専用ゲートも新設 半導体関連で需要見込む
今回のリニューアルではビジネスジェットの専用ゲートも運用を開始しました。東広島市でアメリカの半導体大手「マイクロンテクノロジー」の日本法人による半導体関連の設備投資が続くなか、海外と広島を結ぶビジネスジェット需要の高まりを想定しています。

広島空港ではこのほか商業エリアの改装なども進められていて、リニューアル工事全体が完成するのは、来年3月だということです。












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