『松本裕見子のDear Woman』277回目も
向洋こどもクリニック 梶梅輝之先生にお越しいただきました。
新生児が母親からもらった免疫がなくなる生後6か月頃に、
特に気を付けなければいけないウイルスについて教えて頂きました。

一番気をつけたいのが、乳幼児に激しい呼吸器症状を引き起こす
「RSウイルス」です。
RSウイルスは小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、
生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が、
RSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

感染すると発熱、鼻水、咳などの症状が出ます。
大人は風邪症状で済みますが、赤ちゃんにとっては命に関わる病気です。
初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが
約3割ほど咳が悪化して、ぜーぜーと呼吸しにくくなったり、呼吸困難、
さらに細気管支炎の症状が出たりするなど重症化することがあります。
非常に感染力が強く、保育園などに通うお兄ちゃんやお姉ちゃんが持ち込んだ
「ただの鼻風邪」が新生児にとっては重症の肺炎になる…
というリスクがあるので要注意です。
こうした重症化を防ぐためにお母さんが妊娠中に受ける「アブリズボ」
というRSウイルスワクチンがあります。
生後180日までは、重症化を7割から8割という高い確率で予防できます。
このRSウイルスワクチンは、2026年4月1日から定期接種になり
無料で受けられるようになりました。
他にも「定期予防接種」として
5種混合に含まれていているヒブワクチンや、肺炎球菌ワクチンといった
ワクチンもあります。
こうした最新の予防接種も含め、子どもを守る武器はたくさんあります。
まだ打っていないと不安になる方もいるかもしれませんが、
かかりつけ医も全力でサポートしてくださいます。
困ったときや不安なときはいつでも頼ってくださいね。

完全無料で広島情報


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