広島東洋カープは24日、第2次戦力外通告を行い、ケムナ誠、松本竜也、長谷部銀次、日高暖己、中村貴浩、辻大雅の6選手に来シーズン契約しないことを伝えた。

プロ9年目31歳のケムナ誠は2017年、日本文理大学からドラフト3位で入団。190cmの長身から角度のあるボールを武器に、プロ2年目にプロ初登板を果たします。プロ3年目の2020年に41試合に登板し、初ホールドを含む12HPを記録すると2022年まで3年連続で40試合に登板しました。しかし2024年を最後に1軍登板がありませんでした。

通告を受けてケムナは「自分の思い描いていた成績は出せなかったが結構満足はしてます」と話しました。

今後はNPB復帰を目標に「もし叶うのであればどのチームのユニフォームを着てでもマツダスタジアムにちょっと帰ってこれたら」と話していました。

Q:球団からどういう話があったか
A:来季は構想外という話を伺いました。
 2年間、1軍に登板することができませんでしたし自分の中でも、
 そういう電話が来るんじゃないかなと思ってて、先ほど伝えられたんですけど… 
 改めて言われると、ちょっと頭の中が白くなりました。

Q:今季はどのような思いで過ごしていたか
A:もう一度カープのユニフォームを着てマツダのマウンドで、もうちょっとしたい 
   なと思ってそれでコーチ陣、トレーナーも含めてですね。みんなに相談しなら、
   一緒にやってきたんですけれど、叶わなかったということで仕方ないかなと。

Q:一番の思い出は
A:日南で育って、ずっとカープを見てきて、カープファンだったのもあって、
 それはカープにも縁があるのは自分の中ですごく嬉しかったんですけど、
  9年間は長いようですごく短くて、でも濃い時間を過ごせましたし、
  選手みんなともすごく仲良くできたのかなと思う。
    自分の思い描いていた成績は出せなかったんですけど結構満足はしてます。

Q:ファンからの声援については
A:特に初登板のときとかもファンさんの皆さんもそうですし、
 友人たちもすごい応援をしてくれて力になりましたし、
 広島の街を歩いててもありがたいことに声をかけていただいたりとか気づいてい
   ただいたりすることが多かったので感謝しかないかなと思います。

Q:今後については
A:ありがたいことに、鈴木(球団本部長)さんからも良い人材だというふう
  に言っていただけて、カープに残らないかという話もいただいたんですけど、
  最後のあたりは体も元気だったので、もし縁があるなら他のチームでもちょっと野 
  球を続けたいなとカープのユニフォームでマツダのマウンドに最後立てられなかっ
  たんですけど、もし叶うのであればどのチームのユニフォームを着てでも 
  マツダ(スタジアム)に 帰ってこれたらなと思います。

Q:トライアウトは受けるか
A:トライアウトはちょっと考えたいなとは思うんですけど、野球を続けたいと思い 
   ますし、かといって体が元気だから他のチームと契約できるというふうな甘い世 
   界じゃないっていうのもわかっているので。今後、ちょっと考えていきたい。

Q:カープへの思いは
A:日南でずっと育っててそういう大好きなチームに選んでいただけたのはすごく嬉
    しかったですし、その感謝の気持ちは鈴木さんに伝えましたし、このあとチーム
    メイトやコーチ陣、監督ともお会いすると思うんですけど、そのときも感謝の気 
    持ちを述べたいなと思います。

Q:ファンに向けて
A:9年間よく”ケムナ”という名前をちょっと間違えられたりとかもしてたんですけ
  ど、最後は名前を間違えずに言っていただけた人も多かったですし、
  もっと投げたかった。もっといい投球を見せたかったなっていうのが本音です。

Q:ケガについては
A:一番の転機は多分、手術をした翌年にちょっと無理しちゃったのかなと。
 今年すごい体は元気だったので、実際に2軍の試合ですけど、(球速は)154とか
  も出て、一軍に戻れるんだろうなと自分でも自信を持っていましたし。
  怪我も自分の実力のうちだと思うので、実力が足りなかったのかなと思いますね。

Q:印象に残っている登板は
A:(栗林)良吏が1年目の開幕戦のときに、大瀬良さんが投げて塹江がいって僕がそ
   の後ワンポイントで抑えにいかないといけないって言われていてでも1点差で勝っ
   てたんですよ。ビシエドに逆転のホームランを打たれた。
   あれはすごく一番覚えてますね。衝撃だったのか、悔しかったのか、全部でね。
   どちらかといえば、楽しい記憶というか、よりは苦しかったときの記憶がちょっ
   と多いですけど。でも自分のためにもなったしいい思い出だなと思います。

Q:今後はNPBに戻りたい
A:どんな形であれ、どのユニフォームであれ、マツダに戻ってきて投げたいなって
     いうのが今の自分の夢になる。

Q:選択肢NPB以外も…
A:初めての経験なので、この先どういうふうな声かけがあるかっていうのも自分で
    もちょっとわからないので、話をいただいてその中で自分でも興味があるものが
    出てきたりとか、相手の話でもしすごい熱心な方がいたら、心を打たれてそっち
    に行きたいってなるかもしれないです。
    今後はちょっとどうなるっていうのはわからないんですけど、
     野球に携わりたいなっていうのはあります