第六管区海上保安本部と広島県警は21日、大規模な災害の発生に備えて離島に資機材などを運ぶ訓練を合同で実施しました。

海上保安庁と警察庁は災害時の協力協定を2015年に結んでいて、大規模な災害が発生した際には海と陸で連携して救助や輸送を行います。直近では、能登半島地震で2機関の連携がありました。

訓練では、まず広島市南区の宇品海岸にある海上保安庁の桟橋で巡視艇「ひろかぜ」にチェーンソーやオフロードバイクなどの災害資機材を積み込みます。

巡視艇は水しぶきを上げて似島へ 再び資機材の積み下ろし訓練

その後、巡視艇は桟橋から出港。雨や強風の中、巡視艇は水しぶきを上げながら走り、約20分で対岸の似島(広島・南区)に到着しました。

似島港に着いた後は、再び資機材の積み下ろしを行い、訓練は終了です。

第六管区海上保安本部 環境防災課の大塚 久 課長は「全国各地で激甚災害が起きている。連携を図り、国民県民のために安全安心を届けていきたい」と、広島県警警備部 危機管理課の清水 勝彦 課長は「海路輸送の留意点や注意点、特に安全管理、の面を海上保安庁から教わりたい」と話しました。

第六管区海上保安本部と広島県警は今後も継続的に訓練を実施したいとしています。