秋の味覚「落花生」。いまがまさに旬ですが、ことしの落花生は夏の極端な雨不足で1か月ほど生育が遅れたそうです。

「わー抜けた!いっぱい」。子どもが土の中から現れたのは「おおまさり」という落花生です。東広島市八本松町の「アグリ・アライアンス脇農園」。3ヘクタールの畑で落花生を生産する県内有数の生産者です。

この日は、収穫体験会が開かれていて、親子連れなど約30人が参加しました。

子どもからも歓声「茹で落花生」

親子連れ
「子どもが結構、土遊びとか好きなので参加してみようかなと思って」
親子連れ
「(子どもが)茹で落花生がすごい好きで。きょうもあとで頂けるって聞いたんで、いっぱい食べようね」

その「茹で落花生」が大鍋の中で茹で上がりました。「おおまさり」は粒が大きいのが特徴です。参加者は茹でたてを味わっていました

おコメに茹で落花生を混ぜて炊く「落花生ご飯」もあり、参加者は秋の味覚を堪能していました。

ただ、農家にとってはここまでの道のりは大変だったようです。

夏場の雨不足で収穫が1か月遅れに

「7月、8月ほとんど雨が降らなかったんですね」。実が大きくなる夏にほとんど雨が降らなかったのです。

7月8月の降水量は平年の4割弱…。とりわけ半月以上降らない期間が2回もありました。

例年、9月中旬に出荷が始まりますが…。

アグリ・アライアンス脇農園 脇伸哉さん
「9月の上旬ぐらいに見た時は、まだ実がすごく小さくて。これ出荷できるのかなっていう、あのお客様にお届けすることができるのかなっていう心配は正直ありました」

9月は、平年以上の降水量があり生育は徐々に回復。例年より1か月遅れてこの日から本格出荷となりました。収穫は来月中旬まで続き、地元のスーパーなどで販売されます。