広島県は、県内の高齢者に対する虐待が昨年度450件あったと発表しました。高齢者向け施設内での虐待件数は2年連続で増加しています。

県の調査によりますと、2025年度に高齢者に対する虐待と判断された事案は家庭内407件、老人ホームなど施設内43件の合わせて450件でした。

前の年に比べると施設内での虐待が9件増え、2年連続の増加となりました。

虐待を受けた人のうち95%以上に認知症

虐待の内訳は▽身体的虐待が357件と最も多く、▽心理的虐待、▽介護などの放棄が続いています。虐待を受けた人のうち、95%以上に認知症があり、女性が7割を超えています。

県医療介護基盤課は「虐待の未然防止と早期発見とともに虐待を受けた高齢者への適切な対応ができるよう市町などと連携する」としています。