**松井市長: **皆様こんにちは。広島市長の松井一実です。今、この様に皆様のご協力により、やっと記者会見が行えるようになったことで、少しでも心の荷を下ろすことができて、ホッとしているところです。ありがとうございます。

はじめに、先月20日、日曜日以降、本会議や決算特別委員会をはじめ、様々な公務を欠席していることにつきまして、ご心配をおかけしておりますことを心からお詫び申し上げます。

まず、私の病状についてお知らせしますと、検査により前頭部に腫瘍があることが判明しております。今後、その病変に対して主治医による治療を受けていくことにしたいと考えておりますが、現時点ではその内容は、放射線治療と経口薬による治療を受けることになるという説明を受けております。

「治療期間は一ヶ月程度 今月下旬に公務復帰を目指したい」

**松井市長:**来週にもその治療を開始することとしており、治療期間としては1ヶ月程度の期間を要すると聞いておりますので、概ね今月下旬に公務に復帰することを目指したいと考えております。なお、その治療期間中におきましても、市からはリモートでの協議等により執務に従事することは可能との説明を受けております。

今回の指示のもとで、我がスタッフには充分な働きをしてもらうことが明らかとなりましたので、引き続き職責を果たしていけるものと安心すると同時に、自分自身、市長としての職責をしっかりと果たしてまいりたいと考えているところです。

「頭部に病変に疑いが判明」

**松井市長:**ここで改めて、この間の経緯をざっとご説明いたしますと、先月18日金曜日に、予定通り人間ドックを受けた際、頭部に病変の疑いがあることが判明し、急遽検査のため入院をするようにということになりました。

シルバーウィーク明けの24日・木曜日に生検検査が行われました。主治医からは「翌日の本会議は体調が良ければ出席可能」との説明を受けていたため、私としては出席するつもりで準備していたところです。 

しかしながら、25日・金曜日の本会議当日朝、主治医から「引き続き安静にするように」との指示があったことから、やむを得ず本会議を欠席することにいたしました。

その後も主治医から「安静にするように」との指示が継続したため、決算特別委員会やその他の公務についても、やむを得ず欠席させていただくことになったものです。

以上が私の病状とこの間のざっとした経緯であります。市民や関係者の皆様にはご心配をおかけいたしますが、市政運営に支障が生じることがないよう、関係職員と一丸となって万全の対応を行ってまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 

「脳腫瘍は悪性の腫瘍であると聞いている」

(Q:症状について 病名、そして腫瘍が良性か悪性か確認したい)

**松井市長: **主治医からは、脳腫瘍であると聞いております。良性、悪性いずれかに関しましては、主治医からは悪性の腫瘍であると聞いております。  

(Q:今後の公務について 職務代理を置くかどうかと、治療に専念する期間はどういう形で公務にあたるのか)

**松井市長: **現時点ではリモートでの協議等により執務を行うことで、市政運営に支障が生じるとは考えておりません。したがって、副市長に職務を代理させる考えはありません。副市長や幹部職員の対面出席等により対応していきたいと考えています。  

来年の市長選について「立候補の気持ち変わりない」

(Q:来年の市長選について 6月に立候補する意向を表明していたが、現時点での考えは)

**松井市長: **その時の気持ちに変わりありません。そのためにもまずは主治医の指示のもと、しっかりと治療に専念しながら、市政運営に支障が生じることのないよう万全の対応を期して、市長としての職務をしっかりと果たしていきたいと考えているところです。  

(Q11月末からの核兵器禁止条約の再検討会議の出席について:現時点での予定は)

**松井市長: **現時点では決まっておりません。適時適切に判断したいと考えております。その際は主治医と十分に相談を重ねた上で判断したいと考えています。

(Q全国市長会議について:どのように対応する予定か)

**松井市長: **全国市長会に関する用務については、これまでも私の出席が叶わない場合には、副会長や各分野を所管する委員長等の代理出席等によって対応していただいているところであります。当面は副会長等に代理をお願いすることになりますが、全国市長会との緊密な連携のもとで、適切に対応していきたいと考えています。  

「できる限りのことをやっていく覚悟」

(Q:家族など周辺からの助言や言葉はあったか)

松井市長: 家族含めですね、我がスタッフからは「全面的に応援するから頑張れ」という励ましの言葉をたくさんもらっておりましてですね。この言葉に答えるためにも、まずは治療に専念しながら、市長としての公務をきっちり果たすべく、私の出来る限りのことをやっていくという覚悟であります。そのために関係者にいろいろ、迷惑かけることになるかもわかりませんけども、これについては容赦してもらい、また全面的に協力をしてもらえるものと確信してます。

(Q:引き続き入院にて治療するという認識でよいか。自宅療養に打つタイミングや退院の見込みが決まっていたら教えてほしい)

**松井市長: **今後も治療当初の1週間程度は入院を要しますが、その期間であっても治療自体は極めて短時間であり、リモートでの協議等による執務が可能であると聞いております。その後は通院による治療も可能という説明を受けておりますので、現段階において改めて主治医と相談し、市役所において執務を行うかを判断していきたいと考えております。

「症状があったから検査を受けたものではない」

(Q:人間ドックの際に判明したということだが、それ以前に違和感を覚えたことはあるか。また脳腫瘍は再発し転移することもある病気と存じるが、これまで類似の病気にかかった経験はあるか)

**松井市長: **この度の前頭部の腫瘍は、先ほども申し上げたように、先月18日の金曜日に受けた人間ドックを契機として判明したものであり、何か症状があったから検査を受けたといった類のものではありません。毎年毎年のように定期的に人間ドックを受けるといった中で結果が出たと、いう風に受け止めています。

(Q:類似のご病気のご経験はないということでよいか)

**松井市長: **ありません。

現在の病状について「声が自分の思ったほど届かない」

(Q現在どのような病状があるのか)

**松井市長: **私自身の病状はですね、皆さんがどう受け止められているか分からないですけども、多少なりともね、声が自分の思ったほどの音量が皆さんのところに届かないという状況にあります。音量であってですね、思考に関しては切実な問題が生じてるとは思っていません。

体調に関しましても、ある意味でこの間休養が取れたりして、フラストレーションも、どこか行っちゃったんじゃないかなというぐらいで、気分は一新爽快なところがあります。

ただ自分としてやや不満足なのは、こういった話し方ですかね、皆さんに自分の気持ちがストレートに伝えられないというのは、ちょっともどかしいという、そういう感じであります。

「体力、気力、知力、これらをまずは整えながら」

(Q:6月に立候補を表明した際『知力、気力、体力、この三力が備わっていれば選挙に挑戦したい』とおっしゃっていたが、現在改めてその三力は整っているのか)

松井市長: 三力に関してはその当時、お伝えした時の気持ちと一切変わっておりません。ですからそのためにも、まずは主治医の指示のもとでしっかりと治療に専念しながら、体力、気力、知力、これらをまずは整えながら市政運営に支障が生じることのないような万全の対策を期していけるというふうにしたいと思っています。

市長としての職務を、しっかりと果たしていきたいという、気力に満ちております。ただそれを、支えてくれる体力、知力を維持するということを同時にやっていかなければいけないなと思っているところです。