俳優・毎熊克哉さんが主演をつとめる映画「見えない娘 THE INVISIBLES」(8月28日全国公開)。「透明人間」が題材である映画の見どころや、あえてCGを一切使わず撮影した現場の思いを、単独インタビューで語りました。

三姉妹の末っ子「ひかり」は、生まれつきの「透明人間」。そんなひかりを巡って、父と娘たちが周りを巻き込みながらトラブルを乗り越えていきます。

8月29日、毎熊さんの故郷・広島県にある「シネマ尾道」で行われた舞台挨拶。竹林亮監督と共に、父親を演じた毎熊克哉さんが登壇し、映画への思いを語りました。

毎熊克哉****さん
「子どもから大人まで楽しめる映画であることは、脚本を読んだときからわかっていた」

「大事なものって意外と目に見えない」

毎熊さん曰く、映画は「コメディ」だそうです。ただ「見えない娘」を想う父親を演じるなかで、「見えないもの」の大切さに気づいたといいます。

毎熊さん
「目に見えた方が安心だし、目に見えるものを信じ込んでしまうのはあるのかと思うと、本当に大事なものって、意外と目に見えないよなとすごく感じました」

実はこの映画、観客の想像力を刺激するために、CGを一切使用していません。一見二人だけに見えるシーンでも、「透明人間のひかり」が存在していることを、光を使ったり、物を動かしたりすることによって、表現しているんです。

CGなしで…「人がやっているという質感」

毎熊さん
「CGでもできるようなことを、わざわざ人がひと手間かけて撮影した。質感として、人がやってるという質感になったのは、この映画にはとても大事なことだったと思う」

広島県福山市出身の毎熊さん。舞台挨拶が行われた尾道も、子どもの頃の遊び場の一つだったといいます。ちなみにそんな故郷・広島の好きな食べ物は?

毎熊さん
「主役じゃないんですけど、僕はレモンが好きです。お好み焼きかけたりとかね、焼き牡蠣にかけたりとか」

わずか10秒!?「ひろくま」もスクリーンデビュー

今回の舞台挨拶には、毎熊さんが大好きな「レモン」にちなんだキャラクター、「ひろくま」も登場しました。ひろくまから香るレモンの香りに、毎熊さんもびっくり!出演秒数はわずか10秒…でしたが、ひろくまの演技は何点だったのか、聞いてみました。

毎熊さん
「他者の演技に点数をつけたくないんですけど、でも今(一生懸命歩いてきた姿を見て)苦労されてるんだなって感じて。一見こうしているだけ(手を動かしているだけ)に見えましたけど、そんなことないんだって気づいたので、97点」

「映画の熱を高めて」故郷・広島へメッセージ

広島のみなさんに、メッセージをいただきました。

毎熊さん
「家族みんな、じいちゃんばあちゃんと一緒に映画見に行って、映画をネタに語らうみたいなことができるんじゃないかなと思っている。広島でこの映画の熱を高めてほしいなと思います。広島はそういう町だと思うのでよろしくお願いします」

「見えない娘 THE INVISIBLES」は広島県内でも現在、広島市や尾道市などで公開中です。