弾けんばかりのマッスルボディーの持ち主。
福山市の高校生甲斐清十郎(せいじゅうろう)さん、17歳です。
清十郎さんは3年前、中学3年のときに初めて出場した全国大会で9位に選ばれました。
その後、地元福山の大門高校に進学。去年の高校生の全国大会で見事3位に選ばれました。それでもあくまでも目標は日本一。悔しさを胸にここまで過ごしてきました。

将来を考える夏
高校3年生になった今年、取材当日は夏休みでしたが、ボディビル少年は、学校から制服姿で出てきました。
清十郎さん
「三者面談で今終わって来ましたね。自分の今後の学力がどれだけ伸びるか分からないんで、どこに行くかは考えてないんですけど、多分(広島を)出る。まあ将来はボディビルやってそれに関連する仕事に就きたいと思ってるんで、そこに関する学びができるところに行くことを考えてます。」

愛用のメモ帳で記録管理
大学受験の勉強も忙しい17歳ですが、清十郎さんは今月16日に控える高校最後の全国大会に向けて、この日もジムに向かいました。
清十郎さん
「胸と背中が弱点なので、胸と背中を週2回できるサイクルで回している。」
大会に向けた厳しい減量の真っ只中の清十郎さんは、週に5日ジムに通い、曜日ごとに固定したメニューで身体をいじめ抜いています。トレーニングの記録は、愛用のメモ帳で徹底管理しています。
清十郎さん
「前回何を上げたかを見るためにノートをとってます。1週間ごとに同じ種目、1部位やるんで先週の回数よりも絶対落ちないように意識してやってます。」

気合い、根性、パッション
この日は胸と肩を重点的に鍛えた清十郎さん。ウェイトトレーニングでは、「重量を上げる回数」に強いこだわりを持って取り組んでいます。
清十郎さん
「最後の一回までは助走で、最後の一回上げるかどうかで決まるみたいな、最後の限界までというか、次上がらないまで上げるっていうのが自分の中では当たり前なんで。気合と根性とパッション。気合、根性、パッション。」
息子に触発された父親
ボディビルは己との厳しい闘いですが清十郎さんには、頼もしいパートナーが。
父
「減量もいい感じ?」
清十郎さん
「いや、減量はよくない。」
父
「ラスト3週間か。追い込みだな。」
父親の勇之介さん、43歳。去年は清十郎さんに触発されて自身も初めてボディビルの大会に参加するなど、必死に努力する息子と一緒にトレーニングに励み、父親として共に戦っています。
父
「熱中できるものがね、見つかって良かったなっていう感じですね。やっぱりなかなか目標って見つけるの難しいと思うんですけど、まあ、なかなか厳しい世界だとは思うんですけど、ね、やりたいことでそれを軸に仕事にしていければいい。ボディビルって何年も何年もかけて作り上げていくと思うんで、それで結果が伴えばね、それは自信にもなると思います。」

ボディビルは〝生きる意味〟
父と二人三脚で臨む、高校最後の夏の大会。その先に、17歳のボディビル高校生が、見据える夢とは。
清十郎さん
「中3の時初めて大会出た時から高校生のボディビル選手権大会で優勝するっていうところを目標に頑張ってきたんで、不安も大きいけどやるしかないっていう感じです。将来の夢は、はっきりとは決めてないんですけど、パーソナルトレーナーになるか、大学で身体の研究とか、ボディビル関連の仕事をやっていきたいなと思っています。自分はボディビルがあることでやりがいを見出してるっていうか、こんなの一生続けていくのも厳しいなって思うこともたまにはあるんですけど、これがあるから自分は生きてる意味があるって思うことが多々あるっていうか多いんで、生きがいになってるかなって思います。」

※清十郎さんが出場する「全国高校生男子ボディビル選手権大会」は今月16日(日)に京都市で開催。

























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