「大型で猛烈な」台風9号が日本の南海上を進んでいます。7日午前6時現在、台風9号は、マリアナ諸島を時速30kmの速さで西北西へ進んでいます。8日(水)には、最大瞬間風速は80m/sまで強まる予想です。予報円を見ると11日(土)に、先島諸島に直撃するおそれがあります。また、日本列島に停滞する梅雨前線を刺激するおそれもあります。

予想の一つとして、今後のシミュレーションを見ると、7月12日(日)頃にマリアナ諸島付近で「渦」ができる見込みです。「渦」はだんだんと発達し、台風9号と似たようなルートを進む予想です。17日(金)頃には沖縄付近まで接近するおそれがあります。気がかりな渦が、台風などに発達するかは不確かですが、今後発表される最新情報も確認するようにしてください。

【画像で確認】台風9号の次の「気がかりな渦」日本への影響は? 7月17日(金)までの雨・風シミュレーション

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

7日時点で、ことし発生した台風の数は「10個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。