広島県福山市の老舗給食製造会社「福山栄養給食」が、裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが民間調査会社の調べでわかりました。負債は約1億4000万円ということです。

帝国データバンク広島支店によりますと、破産手続きの開始決定を受けたのは、福山市大門町の給食製造会社「福山栄養給食」です。

同社は、1964年に設立され、地元の老舗として企業向けの給食弁当の製造や、社員食堂の運営などを手がけていました。

2019年には10億円超の売り上げもコロナ禍や物価高騰で…

2019年には、約10億8000万円の売り上げがありました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、取引先企業の工場稼働が減り、弁当の注文が減少しました。

その後、医療サービスを手がける企業と提携し、高齢者向けの宅配弁当事業なども始めましたが、米などの食材価格や、人件費の高騰が響いて資金繰りが悪化。今年1月には事業を停止していたとのことです。

負債総額は、約1億4000万円となっています。

これまで行っていた給食事業については、今年1月に新しく設立された別の会社が引き継いでおり、現在も通常通り営業が続けられているとのことです。