この時期によく見かける、こちらのオレンジ色の花。実は一定の毒性があり触れると肌が荒れるおそれがあります。自治体などが注意を呼びかけています。

道端や公園など街中の至るところで目にする可愛らしいオレンジ色の花。「ナガミヒナゲシ」です。4月から6月にかけて花を咲かせるナガミヒナゲシ。地中海沿岸が原産の外来種ですが、日本全国に広がっています。その特徴は、爆発的な繁殖力。1つの果実におよそ1600粒もの小さな種が入っています。1個体で最大およそ15万粒もの種を作ると言われています。
触るとかゆみや炎症も。黄色い液に含まれる「アルカロイド」の毒性

注意が必要なのが「毒性」です。茎や葉を傷つけると出てくる「黄色い乳液」には、「アルカロイド」という有毒物質が含まれています。
やなせ皮ふ科クリニック 栁瀬哲至 院長
「だいたい赤くなって痒くなって膨らんでくるような、ちょうど虫刺されのようなふっくらとしたような…痒みが出てくることがあります。例えば、手に触ってそれで目が痒いからこすったりすると、お顔に出ることもあると思います」
皮膚が弱い人や子どもは注意が必要だといいます。では、もし乳液が肌に付いてしまったら?
やなせ皮ふ科クリニック 栁瀬哲至 院長
「洗い流してもらうのが1番一般的。現実的な対応としては、まず冷やしてあげて痒みを抑えること、あとは薬局や病院でステロイド炎症抑えるお薬を買ってもらったり、少しでも不安だったら、お近くの皮膚科クリニック、アレルギー科なんかを受診していただくのがいいかなと思います」
特定外来生物ではないが「駆除」推奨。素手で触らず、根から抜き取る
ナガミヒナゲシは、環境省が指定する「特定外来生物」には該当しません。しかし、他の植物の生育を妨げる性質があるため、広島県の自然環境課は、庭などで見つけたら可能な範囲で駆除してほしいと呼びかけています。駆除するときは、素手で触れず手袋などを着用。根から抜き取って袋などで密封。そして「燃えるゴミ」として処分するといいそうです。

ナガミヒナゲシは通学路など身近な場所にも生えている。必要以上に神経質にならなくてよいが、好奇心旺盛な子どもが花を摘もうとして茎を折ると危険。周囲の大人が注意してあげることが大切。散歩中の犬などが誤って口にしないよう、飼い主も注意を。













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