この春から通学や通勤で自転車に乗り始めたり、久々に乗ったという方も多いのではないでしょうか。「青切符」導入とともに、知っておきたいのが事故のリスクです。

前輪が突然ロック!自転車事故の8割が「重傷」になる深刻な実態

走行中、突然前輪が止まり、激しく転倒する自転車。NITE=製品評価技術基盤機構によりますと、過去5年間に報告のあった事故299件のうち、およそ8割で重傷となっています。

事故の原因で多いのがタイヤやハンドルの「ロック」。このうちタイヤのロックでは、「泥よけ」が変形してタイヤに接触するなどの自転車の不具合に加え、ハンドルに荷物をぶら下げるなどの「誤った使用」によるものもあるのことです。

良かれと思った「傘ぶら下げ」が事故を招く?やってはいけないNG習慣

特に注意が必要なのが「傘」。今月から自転車の交通違反にも「青切符」が導入され、傘差し運転が反則金の対象となりました。

こうした違反を避けようと、ハンドルに傘をぶら下げて運転していないでしょうか。ぶら下げた傘が、前輪のスポークに挟まると、瞬時にタイヤがロックし、体が地面に投げ出される恐れがあります。

買い物袋やロングスカートなどの衣類も注意が必要です。

事故を防ぐ「4つの点検ポイント」。久々に乗るなら販売店へ

ハンドルに、モノをぶらさげないことはもちろんですが、乗車前の点検は欠かせません。こちらは確認すべき「4つのポイント」です。

▽車輪への巻き込み泥よけの変形や、ハンドルに袋や傘を下げていないか
▽ブレーキ握ったときに効きが甘くないか
▽チェーンたるみや、油切れさびによる異音はないか
▽各部の緩みハンドルやペダルにガタつきはないか

NITEでは「特に、久しぶりに自転車を使う人は、一度販売店などで点検を受けてほしい」と話しています。