広島市が発行する「プレミアム付商品券」のうち、スマホで利用できる「電子券」の申し込みが始まりました。広島市は開始からおよそ1日で、1万5359件の申し込みがあったと発表しています。「電子券」と「紙の券」の違いなどをまとめました。

国の交付金を活用し、物価高対策の一環として販売される広島市のプレミアム付商品券。プレミアム率は50%で、1人につき、1万5000円分を1万円で購入できます。

商品券には「電子」と「紙」の2種類がありますが、20日に始まったのは電子券の事前申し込みです。

電子券の申し込み方法は?

電子券を購入するためには、まず、広島広域都市圏ポイント「としポ」アプリから、専用のサイトにアクセスして事前の申し込みが必要です。

5月20日からは、申し込んだ電子券の購入がオンライン上で可能になり、購入後はすぐにお店で使えるようになります。

利用の際は、店頭のQRコードをとしポアプリで読み込み、金額を入力して店員に見せます。

「支払う」のボタンを押すと、決済が完了します。大手通信事業者などが運営するQRコード決済と同様です。

紙の券はまだ申し込めず いつから?

一方、紙の券は、商品券や申込書類の印刷などに時間がかかるため、事前申し込みは5月9日から、購入は7月21日からとなります。紙の券に限って、申し込みは専用サイトのほか、市役所や区役所などで5月9日から配布される用紙を用いても可能だということです。

商品券は広島市内の百貨店やスーパーなど1500店舗以上で利用できる予定で、今後、さらに拡大される見込みです。

なぜ現金給付ではなく商品券?

国の交付金を活用した物価高対策では、現金給付など他の手法を選ぶ自治体も多くあり、広島市議会でも「なぜ商品券なのか」「販売開始時期が遅い」などの意見が議員から出ていました。

商品券の発行を選んだ理由について、広島市経済企画課の鍛治岡 誠 課長は「市民の家計の下支えだけでなく、地域での消費につながる」と説明したうえで、「利用された方はお得にお買い物ができ、同時に地元のお店の支援にも繋がるため、双方にメリットがある仕組みだと考えている」と話していました。