東北の三陸沖で20日に発生した地震では、津波も観測されました。今後、南海トラフ地震が発生した場合、広島県では津波に加え、浸水するリスクを抱えています。
三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震では青森県で、最大震度5強を観測しました。一時は、津波警報が発表されました。

岩手県では、80センチの津波が押し寄せ、潮位の変化を繰り返しました。津波の力はどれほどのものなのか。中央大学(東京・文京区)の実験施設で30センチ、ひざ下程度の津波を体験しました。
気象予報士が体験 水が噴き出した瞬間…
水が噴き出した瞬間、あっという間に後ろへ流されてしまいました。ロープに掴まるのもやっとな様子です。50センチになると両脚に、100~150キログラムの力がかかります。再び起き上がるのは困難です。

末川徹気象予報士
「広島市の本通りです。最大クラスの津波が押し寄せた場合、大人の身長より高い『矢印の標識』あたりまで、水がつかる可能性があります」
今後30年以内に高い確率で起きるとされる、南海トラフ地震では、広島市の多くの地点で最大3メートル浸水すると想定されています。海に近い南区の宇品では、最大5メートルに達する恐れがあります。
広島県内で予想される津波で最も高いのは、江田島市の最大1.8メートル。潮位の変化を加味した「最高水位」は、4メートルに達します。
「地震直後から水かさが増す」リスク?
一方、最大波が到達する時間は、最短3時間半で、時間的な猶予があるようにも思えますが、油断はできません。
広島県危機管理課 兼田洋一課長
「地震の揺れによって堤防が破壊されるリスク。地盤が沈下するリスク。川から水が入ることにより、地震直後から水かさが増す懸念」

広島県の危機管理課は揺れが収まったら、浸水のリスクを想定してほしいとしています。
広島県危機管理課 兼田洋一課長
「(広島は)津波・地震が少なく他人ごと感がある。揺れがおさまった後に避難してもらう。注意報が解除されるまで避難は継続してほしい」



































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